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修正中  作者: 一時非公開
【第1章】濡れ衣令嬢の平民ライフ
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3話 妖精さんとお客さま


私は店の外に出て看板を『close』に変えると、外の軽く掃き掃除を始めました。


いつものように掃除をしていると、いつの間にやらどうやって出てきたのか、3人くらいの妖精が私の体によじ登ってきました。



「すっかり庶民に馴染んだな……」



「え?」



「元令嬢なんて誰も思わないかもです」



突然何故そのようなことを?

と思いましたが、そんなことを考えても仕方がありません。

褒められているのか貶されているのか判断が不明だったので



「まぁ、そんなに貧相な装いになってしまったでしょうか?」



適当に受け流す返事をすることにしました。

しかしそんな私の返事は、何やら妖精さんたちの心に雲を落としてしまったようです。


少しシュンとした表情を浮かべて、静かにこんなことを聞いてきました。



「……戻りたい?」



「後悔してる?」



「貴族として豪華な生活の方が良かった?」



彼らは時々、唐突にこんなことを聞いてきます。

もしかしたら、《《例の言い伝え》》のことを気にしているのかもしれません。


そんなに気にするようなことじゃないんですけどね……



「いってもデビューもしてなかったですしね。元々、貴族の世界は向いてなかったので。それに、あれのおかげで、皆さんに会えて、今一緒にお仕事するに至ったので後悔もないですよ。」



だから私はそうして、あっけらかんとして返事を返した。


そして掃き掃除に戻りました。


しかしこういうのは、一言声をかけられれば、過去回想の海に簡単にダイブしてしまうもの。


私も例に倣い、掃除をしながら過去回想を始めました。


そう……彼らとの出会いは……皮肉にも濡れ衣を着せられて、婚約破棄をされ、貴族社会を追放されたことにありました。

妖精1「ここまでよんでくれて、ありがとうがらし!」

妖精2「もし面白ければ評価お願いいたしまうす♡」

妖精3「ブックマーク、お星様、感想、レビュー、どれでもよろしです」

妖精4「いただけると制作の励みになりますです」


妖精たち「「「「よろしくです〜!」」」」

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