表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
修正中  作者: 一時非公開
【第1章】濡れ衣令嬢の平民ライフ
1/129

1話 妖精のいたずらと婚約破棄


「妖精のいたずらにかこつけて、エクレア嬢の宝石を盗むなんて何事だ!!」



そう言って自信満々に私の婚約者が、私にそのアクセサリーを突きつけました。


そして、私の婚約者の隣にいた美しい金髪ブロンドの豪華な縦巻きロールの令嬢は……



「ひどいわ、シュガレット子爵令嬢……私……ただあなたと仲良くしたかっただけなのに……」



なんて言って肩を震わせてシクシクと泣いていました。


あなたそんな性格じゃないでしょうに……と、当時転生したということを思い出していれば言えたのですが……

転生した記憶がなかった私は、年相応の性格でして、身の潔白を証言するのに必死でした。



「そんな!私は盗んでなどおりません!」



「ならば、なぜ君の部屋からこれが出てくるんだ!」



「身に覚えがございません、なぜ私がこのようなことをしなければならないのですか!?」



「エクレア嬢が羨ましかったのではないか?君の家は家計が逼迫していてこのような豪華なものは買えないからな」



「そんな貧しい心は持ち合わせておりません。」



まぁ、証拠がないのに『心当たりがありません』だなんて、政治家の『記憶にございません』レベルで信用がありません。


なので当然……



「素直に認めれば、まだ潔いものの……他人のものを盗むような人間と婚約関係など結べない。君との婚約は破棄させてもらう!!」



こうなるわけです。

当時は泣き喚きましたね……まぁ、弁論ができない自分に落ち度がありますが。






なんてことがあったのが3年前。


盗みの濡れ衣を着せられた私は、父の爵位返上を回避するために、貴族社会から追放されることになりました。


さぞかし悲惨な生活をしていることだろう……と想像されるかもしれません……。

いえ、昨今の流行を考えると、転生者がそんな悲惨な庶民生活を送っていないことの方がベターでしょうか?


だとしたら、その想像を私は裏切りません。


現在私は……と言いますと……



「いらっしゃいませ」



名前を変えて、小さなお菓子屋さんを切り盛りしているオーナーです。


ちなみに従業員はオーナーの私、ノエル・シュガレット改めノノ・シュガーと……



「「「「「「いらっしゃいませ!!」」」」」」




手のひらサイズの妖精が無数です。


妖精1「ここまでよんでくれて、ありがとうがらし!」

妖精2「もし面白ければ評価お願いいたしまうす♡」

妖精3「ブックマーク、お星様、感想、レビュー、どれでもよろしです」

妖精4「いただけると制作の励みになりますです」


妖精たち「「「「よろしくです〜!」」」」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ