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エリカと言う名の少女  作者: 超スーパーデラックスミラクルウルトラスペシャル大大大魔王
5/10

汚いやり方

 家に着くと誰かとメールをはじめ、しばらくすると電話が鳴ったが、電話には出なかった。


「誰から」


「一緒に住もうと言ってる奴」


「電話に出たら、俺は気にせえへんから」


「分かった」と言って電話を始めた。


「一緒に住むって、言ってたやん」


「う、うん。でもストレスが」と、ケータイ電話から声が漏れていた。


「適当な事を言ってたら、店長に言うで」


「でも、一緒に住んだらいろいろとストレスがたまるから」


「どんなストレス、約束したやろう」


「でも」


「店長と中島さんに言うからな、滅茶苦茶怒られるで」


「直ぐには無理やし」


「そんな事言ったら、行くとこないやん」


「今は寮に入ってるから、泊められへんねん」


 話を聞いてて、イライラしてきて


「変われ、俺が話したるわ」


「分かった」と言って電話を受けとり、スピーカーにした。


「お前らのバック、何処のヤクザや」


「え、いや、そんなんいてないです。学生です」


「学生か、何処の大学や。何処に住んでるんや」


「桃山大学です。和泉中央駅で、寮に入っています」


「エリカと一緒に住むんか」


「寮なので無理です。お金もないので引っ越しも出来ないです」


(まだ、子供やな。これは無理や)と思い、「そうか、分かった。あいまいな事を言うなよ」


「はい」


 エリカの方を向いて「無理やで」と言って、電話を返した。


 電話を受け取り、怒りをぶちまける様に話をして電話を切った。


「無理やろう」


「うん」と言って、ホストが出ているYouTubeを見始め、しばらくして電話を掛け


 変な標準話を使って


「1万円持ってたら全部使わされて、5千円持ってたら水だけで『5千円だよ』と言われるから、それはやてくれない」などと、数分話をして電話を切り、


「明日の13時に店長と会う約束をしたから、明日、ミナミに戻るわ」



 出会い系サイトで会った女の中に、ホストにハマって売春してる女や、精神に障害がある女、脳の難病があり通院しながら風俗と売春をしてホストに貢いでいる女がいて、

 その子らの中でホストに騙されている事に築き、ホスト通いを辞めた子がいて


「周りの人に『ホストクラブに行くな』と言われても、自分の意志で(行かない)と、思わなかったら絶対にホスト通いは止められへん」と言われた事があって、


(今は何を言っても無理やな、時間をかけて止めさえなあかんわ)と思った。


 翌日に家を出る前に、Tシャツをヒートテックを出して、


「ぶり返したらあかんから着ていき、返さんでもいいから」


「いい、怒られるから」


「あかん、あかん。寒すぎる」


「怒られるから」と言って、来ているトレーナーを脱ぎ、綺麗にたたみ、初めに来ていたお腹が出ているトレーナーに着替え12時頃に家を出て、駅まで送った。



 翌日の昼頃に出会い系サイトを見ると、エリカの募集があった。


    ・・・


 家に泊めてあげたかったが、脳の難病があり仕事をしていなく障害年金1か月、6、7万円しか貰えず、訪問看護師が週に2回、訪問ヘルパーが週に2回来るので、いつまでも泊める事が出来ず、生活保護を貰って近くに住んで社会福祉協議会に行き、そこでお金の管理をしてもらえればと思っていた。


    ・・・


 心配になって【熱、大丈夫。元気にしてる】とラインを送った。


 












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