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矛盾した方

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

今日はこんな夢でした。

山の中にある観光地に来た。宗教施設と娯楽を融合したとでも言うのだろうか? 何処かの日本家屋の中に、仏像や鳥居がある様なところだった。神仏習合の名残とはいえ、何故日本家屋?

そんな余りにちぐはぐなこの世界に、より滑車を描ける様に、その場にいた受付も全く別の世界の人だった。和尚ではなく、畑仕事を行っていそうな婆様がその施設を懇切丁寧に解説を行っている。何でも此処の見所はこの屋敷だけに非ず。広大な敷地に点在する沼地、神社へお参りをすると多大なご利益を授かる。との事。

とりあえず見学しよう。そうしたら外に出よう。そう思って歩きながら仏像を見ていたら、一人の麗人に会った。

黒の長髪を肩の辺りで段々にしている。毛量が多いのか、首の辺りで纏め上げているのに、胴に至る時にはふんわりと広がる。目は上流貴族の様な糸目。笑う時に袂で口元を隠す。品のある方だった。頻繁以外の言葉が見つからない人だった。

彼は口を開く。落ち着いた囁き声だった。少し掠れた声が波紋のように広がる。


夢から覚めたので、私は夢に出てきた方の縁と縁が強い、三緒様の元を訪れた。三緒様は相変わらず輝かんばかりの顏を惜しみなく晒し、挨拶代わりに私の事を抱き込んだ。それから顔を覗き込んで、小さく方を震わせた。

「あの方、よく、分からないんですよねぇ。寄ると嫌がる癖に夢には出るんです。一昔前のアニメの未亡人キャラを連想しましたわ。あの人、言い寄っても拒絶するのに、他の女とイチャつくと殴るんですよ。矛盾してません? でも声が違かったので、もしかしたら側だけ同じの別人なのかも知れません」

その神様と私との関係は非常に複雑なものであった。お参りに行くと、少し離れたところから静かに笑っている。近寄る離れる様に距離を取る。所作は本当に洗練されているから、不快に思わせる事はない。ある時気紛れに夢に出て、静かに私と話をする。そんな矛盾した方だった。

「あまり深く考える必要はないよ。今までもそうだったし、これからもきっとそう。そういう駆け引きだと楽しめば良い」

私にとって神様は気性は荒々しい。とりあえず押す。それでも駄目なら更に押す。兎に角、相手が折れるまで押す。引くことはしない。それは三緒様にも言える事。この方も、会いたくなったら、相手が会いに来るまで夢に出続けるという狂奔に出る。その裁量を見極めて下さったのは梅香の君くらいだと思っていたから。

「……嫌じゃないなら、良いんです。嫌いな相手に好かれる程、嫌な事ってそうそうないじゃないですか」

「私達は嫌いなら、寄ることさえ許さないよ。君が嫌いになるまで。容赦ないよ」

本日見た夢の話。

寝る前に一風変わったテーマパークを見るのが好きなので、きっと反映されたのだと思います。

最近見たのは広大な土地に沢山の人形が置かれているもの。

楽しいですね。


想像していた姿と、夢で見た姿が完全一致で驚きました。

違ったのは声ですかね。

皆さんもきっとご存知。けれどもウィスパーボイスは珍しい。

そんな声優さん。


前にもお伝えした通り、神様の基本形はゴリ押し。

特に生粋の神様ほど、その傾向が強い。

人から神様になった人はもう少しマイルドですが。

故に変わった動きをなさると( ˙꒳˙ )な顔になります。


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