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出会い

「ごめんなさーい!遅れました!!」

もくもくと煙が上がる入口からそんな大声が入学式会場全体に響いた。


煙が時間の経過とともになくなるとそこには、すらっとした男子生徒がたっていた。


さっきまで戦闘態勢だった先生のうちの一人が、

「もしかして、アレクサンダー君か?」


「はい、そうです。急いだんですけど、遅れてしまってすみません。」


そんな会話が繰り広げられている。遅れたことよりも、入口壊したこと誤った方が良いのではないかなあ。まあ、私には関係ない話だからいいんだけど。


「うーん。ド派手な登場だね。入学式はもぅそろそろ終わりの予定だったし、各自自分のクラスに行くことにしよっか!」

校長先生が現れた新入生によって、いまだがやがやしている中で、大きな声で言った。


「はい!じゃあ、Sクラス移動!」

えええ!ついていけない!!けど、私。Sクラスだ!移動しなきゃ!!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「はい、では今日からこのSクラスの担任となるミラです。

よろしくね!このクラスは何かしらかの分野で秀でている子たちだ集まるクラスです。」

優しそうな先生が言う。


がらがらがら

話の途中で、入学式でド派手な登場をした男の子が入ってきた。


「あ、アレクサンダー君、校長先生からの指導終わったんだね。席はあそこだよ。」

私の横の机を指さしながら言う。


「はーい。」

そういいながら、その男の子が歩いてくる。

え、まじか。私の隣この子か。普通に私と基準違いそうで怖いんだけど。


「よろしく。」

アレクサンダーが言う。


「よろしくお願いします、、、」


私の返答に嬉しそうに笑うアレクサンダー。

え。思ったより、いい人なのかな?


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