あなたのことが大好きだから
「小説家になろう」のサイトを始めて、最初に書いたのが、この小説です。誤字があったり、意味がわからないところもあるかもしれないけど、読んでくれたら、嬉しいです✨
ぼくは、犬。ずっとずっと覚えている、あの人と過ごした日々のこと。
君はとても優しかった。
だってご飯をくれたんだ。散歩はしてくれなかったけど。しっかり怒ってくれたんだ。僕がボロボロになるまでね。なにか喋ってくれたんだ。犬だから何を言っているかは、分からなかったけど。お風呂に入れてくれたんだ。とっても熱くて死んじゃいそうだったけど。
君はずっと笑ってた。だから僕も笑ってた。君が嬉しそうだったから、僕も嬉しかったんだ。たとえ僕がどんなにボロボロになっても。
僕はりっぱな成犬になった。毛がチクチクしてて少し痛い。それでもあの人が笑っているから、我慢できた。
君がいたからずっとずっと。
少しだけ僕がおじいさんになったとき、毛は全て抜けて、皮膚が真っ赤に染まってた。それでも君は楽しそうだったから、僕も楽しかった。
ある日僕は、ブオンブオンとうるさく音のなる大きなものに入れられて、君と初めて「どっか」へと行った。わくわくした。着いたところは知らないお家で、少し悲しい匂いがした。君は、その中に僕と一緒に入り、知らないおじさんに僕を預けた。君は僕の頭を引っ張って、なにか言った。僕は犬だから何を言っているかはわからない。でも、笑ってたから、僕も笑った。
あの日以来、君と会うことはなかった。
君がいたから痛くなかったこの赤い皮膚も、君がいないからすごく痛くて。皮膚に刺さったように生えているこの薄い毛も、君がいないからすごく痛かった。
久しぶりに会ったおじさんにまた別の部屋に入れられた。そこには僕と同じような形をした「犬」がたくさんいた。みんな、赤い皮膚なんかしていなかったけど。
そうこれは、あなたと過ごした幸せな日々のあかし。最後にあなたが言った言葉はきっと、「ありがとう。大好きだよ。また会えるからね。」 だと思うんだ。他の犬とは違う赤い皮膚も、少ししか生えていない毛も、あなたと過ごした幸せのあかし。
ずっとずっと信じているよ。ずっとずっと待ってるよ。ずっとずっとあなたと会えるまで。ずっとずっとあなたを思うよ。
普通は痛いはずの傷ついた体を自分で大切にだいて、「あの人」を思って消えてった。
あの人がずっとずっと、
大好きだから




