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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

あなたのことが大好きだから

作者: すいはんきー
掲載日:2022/02/15

 「小説家になろう」のサイトを始めて、最初に書いたのが、この小説です。誤字があったり、意味がわからないところもあるかもしれないけど、読んでくれたら、嬉しいです✨

 ぼくは、犬。ずっとずっと覚えている、あの人と過ごした日々のこと。


君はとても優しかった。

だってご飯をくれたんだ。散歩はしてくれなかったけど。しっかり怒ってくれたんだ。僕がボロボロになるまでね。なにか喋ってくれたんだ。犬だから何を言っているかは、分からなかったけど。お風呂に入れてくれたんだ。とっても熱くて死んじゃいそうだったけど。  

 君はずっと笑ってた。だから僕も笑ってた。君が嬉しそうだったから、僕も嬉しかったんだ。たとえ僕がどんなにボロボロになっても。


僕はりっぱな成犬になった。毛がチクチクしてて少し痛い。それでもあの人が笑っているから、我慢できた。

君がいたからずっとずっと。

少しだけ僕がおじいさんになったとき、毛は全て抜けて、皮膚が真っ赤に染まってた。それでも君は楽しそうだったから、僕も楽しかった。


ある日僕は、ブオンブオンとうるさく音のなる大きなものに入れられて、君と初めて「どっか」へと行った。わくわくした。着いたところは知らないお家で、少し悲しい匂いがした。君は、その中に僕と一緒に入り、知らないおじさんに僕を預けた。君は僕の頭を引っ張って、なにか言った。僕は犬だから何を言っているかはわからない。でも、笑ってたから、僕も笑った。


あの日以来、君と会うことはなかった。

君がいたから痛くなかったこの赤い皮膚も、君がいないからすごく痛くて。皮膚に刺さったように生えているこの薄い毛も、君がいないからすごく痛かった。

 久しぶりに会ったおじさんにまた別の部屋に入れられた。そこには僕と同じような形をした「犬」がたくさんいた。みんな、赤い皮膚なんかしていなかったけど。 

 そうこれは、あなたと過ごした幸せな日々のあかし。最後にあなたが言った言葉はきっと、「ありがとう。大好きだよ。また会えるからね。」 だと思うんだ。他の犬とは違う赤い皮膚も、少ししか生えていない毛も、あなたと過ごした幸せのあかし。

ずっとずっと信じているよ。ずっとずっと待ってるよ。ずっとずっとあなたと会えるまで。ずっとずっとあなたを思うよ。

普通は痛いはずの傷ついた体を自分で大切にだいて、「あの人」を思って消えてった。


あの人がずっとずっと、

大好きだから

 

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