どうすれば良かったのだろうか
とある作品でフラストレーションが溜まり書きました。
「おかえりなさい」
笑顔でで迎えてくれる。
顔を逸らして、なんとか笑って、なんとか前を向いて、
「ただいま」
俺の今の顔は笑顔を作れているだろうか、作れていたとしても間違いなく目はくすんでいるだろう。
「もうすぐお夕飯出来るからね」
「うん、ありがとう」
濁った感情が湧いてくる。
嬉しそうに話しかけてくる、ご飯の味も分からない。
素直に話そう、でなきゃ俺が壊れるし壊してしまいそうだ。
「少し、話していいかな」
食器を洗ってそう切り出した。
「うん」
隣にいるが下を向いて顔は見れない。
見たくない。
「アイツとの事なんだけど黙って聞いていてくれ」
「アイツは、貴女の顔と体しか見ていない。
アイツの事は友達だったしどんな奴か知っているから偶然であっても会わせたくなかった。
さっき会った時も卒業したら子作りしまくるって言っていたしな。
貴女は家族と呼べる人間がいなかったし僕らにようやく心を開いてくれた。
だから、そこに付け込んでいったんだろう。
きっと貴女は今この話を聞いても信じられないだろうし、問い詰めてもどうせ白状なんかしやしないだろけど。
僕は貴女の事が好きだった。
最初は遠い親戚で一緒に住み始めた時は美人だし甲斐甲斐しいと思ったけど、今まで家族が居なかったからこその弊害であんなだったけど家族と思えるようになって、でも血はほとんど繋がっていないからやっぱり僕にとっては好きな人になっていた。
頭ごちゃごちゃだからあまりまとまってないし何言っているか分からないだろうけど、最後にこれだけは覚えていてくれ。
これ以上一緒に居たら俺がぶっ壊れそうだし何もかもぶっ壊しそうだから、卒業する迄はなんとか我慢するからそれからはもう二度と俺の前に現れないでくれ。
俺は卒業したらこの家に二度と戻らないからあの人達のことをホントの親だと思ってここに住んで俺の事は忘れてくれ、もし俺の前に現れたら俺がぶっ壊れるし何もかもぶっ壊すだろうから。
あの人達には適当に言っておくからこの事は言わないでくれ。
あと、別れるとかも止めてくれアイツはしつこいだろうしアンタが結局絆されるのが目に見えてるし、若しくは俺に害が及ぶだろうから。
ふぅ、最後って言ったのに長くてごめん。
まぁ、二度と俺の前に現れんなぶっ殺すぞって事だから。
じゃあ、おやすみなさい。」
台所から離れる時何か声が聞こえた気がした。
なんと言ったかも分からなかったし分からくても良かった気がした。
心は軽くなったつもりだったが足が重い。
階段が長く感じる、扉が重い、いつもよりベットに体が沈んでいる気がする。
今日の夜はいつもより静かで家の音がよく聞こえる。
声のような音のようなものが聞こえる気がする。
どうすれば良かったのだろうか
あとは凄惨なパターンもあるけどこれで少し満足したので気が乗らなければここまでかと
あらすじはとある作品をざっくりとしようと思ったらめちゃくちゃ長くなりそうな拙文になりそうなのでこうなりました。
何かアドバイスがあれば是非お願いします。
駄文を読んで頂きありがとうございますm(_ _)m