6話 ウルフ
それにしても剣士のソルデが素手で戦闘してることが気になるんだが。
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昼食を済ませた俺たちは更にモンスターを探す事にした。今日のお目当のモンスターだ。
島の中央にある火山。ここにはこの島の主がいるとのこと。
ソルデが火山に向かって爆弾を投げた。すると
「この音は!?」
地響きと共に咆哮が響く。
そして小さな噴火が起きる。
噴火が収まりそこにいたのは、体にマグマをまとった巨大なオオカミ。
オオカミは俺たちを見ると目を輝かせて吠える。
すると地面からマグマが吹き出す。「コピー」
ソルデが持ってきた魔道具により魔法陣が展開され、俺たちを守る。
オオカミの名前は「ボルケーノウルフ」絶滅危惧種になっているらしい。
ボルケーノウルフは火山の上で引っ掻くような素振りを見せる。その直後マグマが斬撃のように飛んで来る。
だが魔法陣が防ぐ。「コピー」
目当てのスキルを習得した。
「流星群」と「溶岩の爪跡」
絶滅危惧種になっているので討伐はできない。なので魔法陣を張ったままナワバリの外に出る。
時間になる。迎えの船に乗り街に帰る初めての冒険は成功だ。
てか俺の能力チートじゃね?
ボルケーノ!!!!