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伝説のニワトリの伝説  作者: 伝説のニワトリ
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2話 チェンジ

大蛇に巻き付かれ眠っている爺さんがいた。


「お爺さん今ちょっといい?」

「...」

「あの...」

リリムが話しかけるがその爺さんは反応しない。これだけ巻き付かれてるんだから死んでてもおかしくはない。

ソルデが呼び掛ける。

「おい爺さん!」

かなりでかい声だった。

爺さんは...

「なんじゃ?」

どうやらホントに寝ていたらしい。

「お爺さん!このニワトリさん只者じゃないと思うの!」

リリムが言うと爺さんは。

「知っとるよ。」

サラッとそんな事を言った。

「君、ここに来なさい。もしワシの考えが正しければ...さぁこの薬を飲みなさい。」

爺さんが一粒の薬を渡してくる。俺が首をかしげると。

「君、異世界の日本から来たんじゃろ?」

おいおいおい、ちょっと待て。この爺さんホントに何者だよ!

「まだ信用できんか...これを言えば少しは信じられるのではないか?自己紹介させていただこう。

ワシの名はダーウィン...名前くらいは聞いたことがあるじゃろ?」

この爺さんがダーウィン!?なんでここにいるんだ?あの人随分前の人だぞ!

「ワシは死んだと思われとるんじゃろうが様々な動物を調べている時に世に言う人魚に出会い、少し血を飲ませていただいた。しかし、何年たっても死ねない。これが辛くなっていった。ある日ワシは自分の身を海に投げた。意識が遠のき再び意識が戻った時にはこの世界にいた。さあこの薬を飲めば必ず君に対しメリットになる。ほれ。」

俺は半信半疑だったが思い切って飲んだ。

特に体に変化は...アレ?

「やはりか。」

俺の目線が変わった。

リリムがこちらをみて驚いている。

ソルデは...相変わらず笑っている。

「えっ」

俺は自分の体を確認して声が出た。

人間の...

「今君が飲んだのは人間の心を持つ別の姿をした生物を人間の体にする、という薬だ。チェンジ、と言ってみるといい。」

俺は言われた通り言ってみる。

「チェンジ」

目線が下がった。今の体は...ニワトリ

俺はもう一度「チェンジ」

目線が上がる。

「わかったか?それを言うだけで姿を変えることができる。」

「これはすごい。」

驚いた、ダーウィンさん天才だ。

「ありがとうお爺さん!」

リリムが無邪気に笑いかけるとダーウィンは。

「おやすみ」

再び蛇に巻き付かれて眠り始めた。

リリムがドヤ顔しながら言ってくる。

「やっぱりね。あなた名前は?」

俺は名前を答える。

「鳥飼 仁和斗です。」

なんだか日本に居た時より声が高い。鏡を見たい...

「それじゃニワトくん、いきなりだけど私達のパーティーリーダーにならない?」

そんな事を...は?

「いい考えだな兄貴!」

ソルデまでそんな事を言ってくる。

「俺は冒険とか経験ないですし、ましてやリーダーなんて...」

俺は冷静を装いそう言った。

「君に拒否権はない!食いしん坊のソルデとゴブリンから守ってあげたでしょ。それとここにも連れてきてあげた。」

確かに助けてもらった。

「でも...」

「でもじゃない。」


リリムの可愛い笑顔には勝てず、リーダーをすることになりましたチクショー!



ダーウィンの現在

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