闇の使い手編
長らくお待たせしました。
アルティメットインビンシブル暴力女、連載再会です。
期待の新章突入か?
アルティメットインビンシブル暴力女、第四部闇の使い手編、どうぞ。
闇の使い手編
本日早朝、私こと黒崎理緒は本部に呼ばれた。
私を呼びつけておいて、ぎりぎりまで寝ていた。総長の呼び出しは前日の夜に、予約していたものらしい。
人起こしといて自分寝るってどーユーことですか?
それはさておき、長官は、新聞を寝巻きで読みながら、私に一枚の紙と、分厚い書類を手渡した。「これ、何ですか?」
私は思いっきり首をかしげた。
長官は、机から別の書類を取り出して、読み上げた。
「まことに勝手ながら私ちょーかんは、あなたを昇格試験に出します。」
ぼー読みです。
「これを書くのに睡眠時間を三時間削った。」
胸を張って言うな。胸を張って。
「明日から試験だからよろしくねー。」
「で、明日になりました。」
理緒は、本部の長官の机に手を載せ、机を叩きながら長官の持っている新聞に開いた二つの穴から出ている目を見た。
「で、何処にどう行けばいいんですか。」
長官は、口の部分を切りあけると答えた。
「書類読めよ。俺ぜんぜん読んでないんだから。お前のだし。」
お前が勝手に推薦しちゃったんじゃないですカー。ちょーかーん。私の心の中では、その言葉が口から出ようとしていたため、必死に防いだ。
前日
暗闇の中に、光る球が四つあった。
「で、今回の参加者は?」
お下げの少女が書類に目を通しつつ質問した。
「お前の光だよ。」
質問に、男は答えた。
「光のわた・・・・。」
そこまでいって自分で気が付いたのか、意味ありげに笑って、少女は書類をとじた。
「私か。対の私か。」
少女は男に書類を投げ飛ばし、男は受け取り、少女に告げた。
「お前が光に勝たねば、お前は消滅する。それを肝に銘じ、光を消去しろよ。」
ふんっ鼻を鳴らした少女は、闇炎≪あんえん≫を残し、その場から消えた。
そのに残るのは二つの光る球。その光は、一瞬消え、再び付いた。
「俺のために勝ち、あいつを消せ。黒崎理緒。お前の光を。そしてあいつがひきいる組織を完膚なきまでに叩き潰し、あいつをあるべきところへと送り届けてやれよ・・・・・。俺の光を。長官・・・・・・。・・・・・・・。さあ。明日から始まるのはあいつにとって地獄になるのかなぁ・・・。」
そして男は、こげあとを残して消えた。
男がいた場所には、焦げ目と、紙の燃えかすが散らばっていた。
それは、男から見ると、忌々しい光の写真だった・・・・。
「闇は始まったばかりだ。この先貴様らが生きていられる確率など、満一つも残してはおかないからな。お前らは消してやる。」
「で、私はどうしたらいいんですか?」
未だに理緒は会場にはたどりつけてはいなかった。
「ああ。もうすぐ行かないと不参加になるなー。」
「だからその行き方を教えろつってんだよぉ・・・・。」
理緒は魔法瓶を机に叩き込んだ。
「棚どかした魔方陣ですよー。」
長官は新聞から、目をそらさなかった。
理緒が行った後の本部で。
「理緒こエー。からかうのもいい加減にしなきゃなぁー。」
新聞を置いた長官は、机から必死に魔法瓶を取り出しながら、つぶやいた。
ファイル六 黒崎理緒
第一の課題は・・・・い・・・いきなり、空想動物≪ファンタジーアニマル≫?しかも有名な・・・・、龍≪ドラゴンさん≫・・・・勝てるのかしらー。




