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時空を越えろ編 怪力女を助ける男

アルイン 時空を越えてしまう理緒です。今回は三話ぐらいで完結できることと思いますので、お待ち下さい。

長官   さっさとミッションクリアーしロー。

坂本   死ぬのもまた、運命ぜよ。

時空を越えろ編壱 怪力女を助ける男


「長官。私、時空って越えてみたいんですけど。いつになったら出来るんでしょうね。タイムマシン。」

時空間移動と言う本を読んでいる私は長官に聞いた。さっきから、何かを作っている長官は、連日、同じ様な行動をとっている。何かを作る事だけに没頭しているのだ。

「・・・・。出来てるぞ。」

思わず本を落としてしまい、読んでいるページかわからなくなった。でも、そんなことを気にもせず、長官の方に歩み寄った。

「ほれ。」

のぞき込んでいる私に向かって長官は苦笑いをして、背中を押した。でっかい段ボールのような箱に入れられた私を見て、長官はふたを閉めて、こう告げた。

「坂本龍馬にあって来るんだぞー。」


目覚めると、そこは、有名な占い師だった。でも、初めてみるし、教科書とは全く違うので築かなかったが。

「何者じゃ。」

−CALLー

「ごめん。卑弥呼だった。」

長官は、いつもの声色で、反省の色もなしに、言った。それに対して私は、怒った顔で、反乱した。

「しゅっぱつー。」

心の準備もないのにまた私はスター・ツアーズを体験させられた。

木枯らしが吹き荒れた。音も、ヒュウーでは無く、ころころ・・・だった。背後に迫る草陰からは、ごそごそと音がしている。それと、下劣な笑い声も一緒に。

「ぷ・・・プランナ!」

「クハハ・・。見つかっちゃった。抹殺指令がでていますよ。お嬢さん。」

下劣な笑い声とともに、私の樹上には、その時代にあった恰好をした頭脳集団がかまえたその時代の剣が迫っていた。それも、何本も。

それが思いっきり、振りかざされたとき・・。反対方向の草陰から、男がでてきて、その何本もの剣を一本の剣で支えた。

「女一人に大の大人がよってたかって何のようぜよ。ワシが相手をしちゃるけん、かかてくるぜよ。」

その男に、私はもって行かれた。大事なハートを。そしてそのハートを持っていった本人はそんなことに鎌ってはおられずに、何本もの剣を、振り払って、私にこういった。

「この先の店に行くぜよ。」

私は走り、その店、付いた。その先には、もう一つ店があるけれど、まずはこちらからだ。

「あの・・・。坂本さんに言われてきたんですけど・・。」

「ああ。いらっしゃい。そして、さようなら。私たちの宿敵のスパイさん。」

意識が途絶える前に見た、その店員は、まるで私の生き写しだった。


−CALL−CALL−CALL−

薄れていた意識は、いつの間にか戻ってきていて、私は、目覚ましの変わりとも言えるような通信で目覚めた。

「アフン・・・・ニュグ・・」

「起きろ。アルイン暴女。坂本龍馬が危ない。」

そのキーワードは、あたしを目覚めさせるには十分だった。



ファイル4 長官





坂本龍馬は、帰宅途中、新撰組に、命をねらわれている最中だった。私は運良くその場に間に合った。

「やめなっさいっ。」

サカモトリョウマ、リオ、シス。ウンメイハ、キュウソクニオチテイク。コノコウカヲトメラレルモノハ、モウ、イナイ・・・・

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