最後之敵 二
もうすぐ終わらせるよー頑張るよー。
「教えてやろう。」
「止めろ!渡辺、野郎、止めろおおおおおぉぉぉおおぉおぉぉおおおおおおぉぉお!」
そして、長官にも聞こえるように、大きな声で言った。
「あそこでこの私を散々グロテスクに斬ったあの男こそ・・・。黒崎悠里は、お前の兄妹だ。お前の優しきお兄様なんだよ!吃驚だろう?」
渡辺が告げた新事実は、新事実過ぎる新事実だった。
アルティメットインビンシブル暴力女
最後之敵 二
「止め・・・・・ろ。」
長官は、私の兄は、うなだれた。
「私の・・・・・兄妹?そんなわけない。だって、家の何処にもそんな・・・。」
瞬間移動した渡辺は長官の前に来た。
「おい。お前の口から、説明してやれ。優しい優しいお兄さん・・・。」
そして、あごを蹴り上げた。
「さあ、お前の口から!」
首を締め上げ、床に叩きつけた。
「俺は、いない事になってる・・・。全部、俺の師匠がやったことだ。記憶も・・・・消されてる。」
「ほかにないのか、このやろう。」
そして、背中を蹴り上げ、腹部を拳で殴り落とした。
「まだ、あるだろう。」
「俺は、お前が、妹とだと知っていた。」
渡辺はそこで長官を黙らせた。
「そこらへんでいいな。おい、そろそろお前の光を殺していいぞ。」
混乱している私の後ろに人間が降り立った。
「では、殺そう。怪力柱へと叩きつける。」
私の頭を後ろの人間はもち、柱に叩きつけた。
技の名前とまったく同じ行動をする。
「もう、私が誰かわからないのね。」
それは、私だった。
「ふふふ。早く俺を殺して、妹さんを助けなきゃいけないぞー。ほら・・・よ!」
顔面を蹴る。
「私が、あんたを殺してやる!」
汀を片手に渡辺へと飛び掛る。もう一人の私は、ひとまず置いておく。
「ふふふ。リオ。やれ。」
「口を挟むな。渡辺。顔面踵落とし」
ガコンと衝撃が来た。
「うう・・・・・。」
私と長官は同時にたった。
「理緒。お前は、それ殺したらとっとと逃げろよ。最初の約束だ。」
そしてクライシスを構えた。
「そんなの、無理ね・・・。」
私も汀を握りなおした。
「怪力汀一直線!」
太刀筋を横に構え、突進する。リオはするりとよけ。
「風の奏炎嵐!」
クライシスを利き手でまわして切りかかった。渡辺はよけた。
「そんなの、効く訳ない。疲労は恐ろしい。」
「はは、悠里、楽しいよ、あのときみたいに言ってくれるかな?」
「死んだらいっぱい言ってやるよ!」
私と長官・・・・・私と悠里は、もう一度、構えなおした。
最終決戦は、早めにおわらす。
「さあ、理緒。帰ってなんかいいもん食おうぜ!」
右半分が血で染まった長官も、結構怖いけど、真実を知った今は、怖くもなんともない。むしろ、早く帰って、思いっきり揺すって話させてやる。必ず!
これからあの桐原につなげます。そのために後三和ぐらいで終わらせて・・・・。頑張るぞ。




