表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/24

インチュニブを検討してみる

また風邪ひいたの? 

またアレルギー?


そう思いながら、症状が出る度に小児科へ行く。薬を飲んでも飲んでも治らない。咳、鼻水、蕁麻疹、湿疹…


喘息の検査をしたけれど、喘息ではなかった。なんでだろう、どうすればいいのだろう…


6歳になる今まで、散々悩んで気が付いた。きっと、身体の中側も過敏すぎるだけ。娘は、無菌室で暮らさない限り、一生ずっと、何らかの症状が出るのだろう。


感覚過敏。


娘は全ての感覚が過敏だ。暑い夏が苦手なように、トイレや掃除機の音が苦手なように、咳や鼻水、蕁麻疹が出る。それが娘。


感覚過敏と呼ばれてはいるけれど、過敏なのは、感覚器官だけではないんだ。

ん?

それとも気管支の触覚が過敏ということは、ただの触覚過敏なのか?


なんだか頭はこんがらがるけれど、腑に落ちた。なんだ。そうか。


症状を無くしてあげたかった。でも、無理なのか。


治らないのか。




出産時の出血が多いと発達障害になりやすいとか、陣痛促進剤で発達障害のリスクが上がるとか、ネットに書いてあった。


娘の母子手帳には分娩時出血多量と書いてあるし、促進剤は丸二日以上使った。




申し訳ない。そして、どうしようもない。




そんな事を考えていた時に、娘が衝動的に、人としてやってはいけないレベルのことをした。


衝動性を抑えられないことに困っている娘。

感覚過敏に困っている娘。




もう、薬に頼ってもいいのかもしれない。インチュニブという薬が、衝動性や感覚過敏を抑えられるらしい。


けれど、そんなに困ってはいない。


否、そんなに困っていないと私が思い込んでいるだけで、娘は本当はとても困っているのかもしれない。


してはいけないと思ってもしてしまう事、言ってはいけないとわかっているのに言ってしまう事。そして私に怒られる事。


副作用さえなければ、即決できるのに…




娘の衝動性を抑えることで、娘の良さも消してしまうかもしれない…


けれど、もう怒りたくない。失望も、したくない。




娘が自分で衝動性を抑えられるようになる日が来るのを、待てる自信がない。


一度、薬を試してみてもいいのではないだろうか…




「おっちょこちょいしちゃった」

最近、娘がよく使う言葉。毎日の不注意も、ないならない方が絶対にいいではないか…




と、思ったけれど、副作用に眠気がある。じゃあ、ダメか…


眠くなると制御不能になる娘。薬を飲んでいれば、それも抑えられる?




正解がわからない。どうすればいいのだろう。


娘の今の状態は、幼稚園卒園と小学校入学に伴う情緒不安定で、一時的な事なような気もする。服薬を検討するのはもう少し様子を見ましょうと言われる気がする。


それでも、一応主治医には相談してみようと思う。




今日は、娘の前で泣いてしまった。けれど、娘は知らん顔して遊んでいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ