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春の花 3

作者: 森三治郎

春の花をご紹介します。


挿絵(By みてみん)

(あで)やかに咲くのは、ミツバツツジです。



挿絵(By みてみん)

ムラサキケマンソウです。

日陰の湿地を好む、いわゆる雑草です。

なかなか、きれいな花ですがアルカロイド系の毒プロトピンを含む毒草です。



挿絵(By みてみん)

スイバです。道端の土手などに生えてます。

酸い葉と書きます。食べられます。

みそ汁の具にすると、美味しいですよ。(ネットで検索できます)



挿絵(By みてみん)

ヤマブキです。

ヤマブキといえば太田道灌(どうかん)

道灌に関する歌。『七重八重花は咲けども山吹の 実の一つだになきも悲しき』


太田道灌プチ情報

道灌は室町時代後期の扇谷上杉家の家宰、武蔵守護代。

長尾景春の乱で活躍。

『七重八重・・・・』は道灌が鷹狩のさいにわか雨に降られ、農家に立ちより(みの)(昔の雨具)

を借りようとしたさい、農家の娘がヤマブキを差し出してよんだ歌。

ヤマブキは花が咲くけど、実は成らない→ミノが無いの意。


奥ゆかしい話しですな~。

「なんだコレは。ミノだミノはないのか~」というような、ガサツで粗野な武将じゃないということかな。

相方とも、ヤマブキの花と質を知り、かつ歌のいわんとするところを理解する教養が素晴らしいということですか。

でも、ガサツで粗野の方が武将にむいているような気がするのですが。


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― 新着の感想 ―
[良い点]  今度は何かな?と、毎回楽しみにしています。  今回も、相変わらず風情がありますね。 [一言]  太田道灌のエピソードは、最初、道灌さんは「蓑を貸してくれ」と言ったのに山吹の枝を出されて、…
[良い点] 紫って優雅な感じがしますよねー(◍´ᯅ`◍) 皇帝紫なんて言われるくらいですし。紫は位の高い人のみが許される着用色とかされるだけあって。 そんなみやび〜なお花の次の「食べられます」に目が釘…
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