表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不死な女装メイド姉様は機械メイドと結婚したっす  作者: 漢字かけぬ
メイド2人の入れ替わり編 仮称
53/62

百合リンガル

 「前回のあらすじは!!シアさんの幻聴が聞こえた!!!」

 (レンジ君!百合チキ食べよう!!)

 「直接脳内に!!!」


 シアさんの幻聴だけでなくハボタンの幻聴まで。

 機械の体だからって不可思議なことばっか起こるなぁ。


 ー 保健室 昼 ー



 「メシア先生!アルミホイル!!」

 「でかしたぞハボタン君!!」

 「ちょっ!!」


 頭にアルミホイルを巻かれた。効果あるのかこれ?


 

 (ぐわああああああああああ)

 (ご主人様ッ!!!)


 効いてるっていうかさ!うるせええええええええええ!!

 

 「アルミホイルはダメだ!脳内の2人が騒いでるし!」

 「ゑ?効果あったのですか?」嘘!私の作戦凄すぎ

 「まじかー」意味不明の作戦だがなんとかなったな

 「俺は玩具(おもちゃ)じゃないんだぞ!!!!」


 というか脳内も本物も絶対遊んでるだろ!!


 「しかし今出てくる理由が分かりません。

 朝弱い姉様なら洗脳もしやすいはずです」

 (朝のご主人様が眩しすぎて自分色に染められないんです)

 (私達のような邪悪は浄化されるし)

 「なんか朝の俺は眩しいらしい」

 「あはははは!なるほど!どうやら完全な悪ではないらしいな。

 ここでシアって人から預かった百合リンガルの出番だ!」

 「シアさんと知り合いなのか!!!」

 (というか本人だぞ。レンジ君)引き気味

 「脳内シアさんが本人認定してますが!!!」

 「まったく、機械なんぞに騙される君ではあるまい」やれやれ

 「なんでバレないと思ってるのでしょう?」

 (なんでバレないと思ってるのでしょう?)


 もう完全に一致じゃん。

 

 「腕に付けるスマートウォッチみたいなもんだ。

 ちなみに君の脳内の偽物とも会話できるぞ。

 液晶モニターも付いて防水加工も完備」

 「なんでこんなピンポイントなものを!」

 「いやー百合ごっちみたいなデバイスを開発してた副産物だ」

 「百合ごっち?」

 (簡単に言えばキャラクターをお世話する玩具だ。一時期ブームになったぞ?)

 「あの~、一時期って?俺知らないです」

 (!!!まさか!!)ぐえー

 「世代間格差!!ジェネレーションギャップ」びたーん


 なんか本物も液晶のシアさんも倒れてる。

 知らないものは知らないし。


 「そ、そうだよなレンジ君は百合モン世代だからな」あせあせ

 「どっちかと言えば百合ウォッチだと思います」

 「ぐはああああああああああああ」もうこれ妖怪の仕業だろ!!

 (なんだと!!!!!!!!!!)

 「息ぴったりっすね」ドン引き



 ー 2人のメイド ー

 

 「その百合リンガルで私達と会話して屈服させるのが目的でしょう?

 本物のチカラ見せつけてあげます!」

 (ご主人様に危害を与える暴力メイドは掃除しますよ?)

 「こっちはこっちでバチバチに争ってるし!!」

 「いいですか?

 レンジ姉様は基本的にダメ人間ですから私が支えないといけません」

 (ですから脳内からサポートしてるのです)

 「姉様は甘やかしすぎると調子に乗ります。さじ加減は私が上です!」

 (そこまで放置するのがダメなんですよ?それとなく軌道修正が大事です)

 「・・1つだけ聞きます。姉様は男で家事狂いです。修整させる気ですか?」

 (令和の時代に家事は女がするものといった価値観は通用しません。

 かといって強要したところで性別間で戦争(レスバ)が始まります。

 民族間紛争と同じくどちらかを滅ぼすまで口論を。

 そういった意味ではご主人様は平和に助け合う道を進んでいます。

 少数派であるが故支えないと消滅するバランスです)

 「つまり現状維持と」

 (察しがいいですね。流石私)

 「あの~俺ボロクソにディスられてない?」

 「今姉様談義で忙しいので後でお願いします」はぁはぁ

 (この人は相当な手練れですよ?ご主人様)ぜぇぜぇ


 なんか口喧嘩ヒートアップしてるし。

 俺よりもシアさんやハボタンのほうが機械に飲み込まれてないか?


 保健室に置かれた自販機からヨー百合ーナを購入。

 ラベルさえ剥がせば無色透明、でもヨーグルトの味がする学生のお供。

 水やお茶しか飲めない時代錯誤の運動部でも重宝しただろうな。

 学園にスポーツドリンクの持ち込み許可が出ないのは中等部までか。


 少し騒がしいが俺は今の関係性が好きだ。

 本物でも偽物でも関係ない。

 ただ緩やかな時間が。



 ー 保健室 放課後 ー


 「っと、今日の分とテスト対策も終了。ハボタン帰るぞ?」

 「なかなかやりますね」はぁはぁ

 (流石ご主人様のメイドですね)ぜぇぜぇ

 「なんか満身創痍!!」


 2人のメイドは地面に横たわっていた。まるで喧嘩で分かり合った不良みたいに。


 「シアさん?メシア先生?今日もご指導ありがとうございました」ぺこり

 「私達ってそんなに年逝ってるかな。あ、あは、はは」

 (現実ってこわいな)

 「うわぁ」絶望


 こっちはこっちで俺達との年齢差を感じて倒れている。

 というか元気がなさすぎる。

 もしもシアさんとメシア先生が同一なら、

 この後どのツラ下げて俺に会うんだろうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ