俺が機械メイドで彼女が女装メイド!!
「前回のあらすじは!!!俺とハボタンが入れ替わったぞ!!!」
「いきなり不安っす!」
ー 鬼百合家 夜 居間 ー
「まったく!何がどうなったらこうなるんだよ!」
ハボタンの口からガサツな言葉が出る。
「あはははは。記憶をデータベースから送り込む際、
転送先を間違えてしまったんだ」逆だったかもしれないな
「鬼百合家ってこんなハチャメチャっすか」げんなり
シアは医療ミスを気にしないタイプかよ!神経図太いな!!
そして俺の体から気だるげな口調が発せられる。
「お帰り・・でいいかしら?手術は成功と連絡貰ったけど?」
「それならよかったんだがな」遠い目
「端的に説明すると私達入れ替わったっす」
「はあああああああああああああああああああああ」
リリーが驚くのも無理はないけどさ。
「それはそうと、カレー出来てるからご飯にするわ!!」
「切り替え早ッ!!!」
何だこのリリーの適応力!鬼百合家こえええ!!
「「「「いただきます」」」」
「ちょっと待て!なんでシアさんもしれっと食卓囲んでんだよ!!
今回の戦犯だろ!!!」
「ハボ姉うるさ・・・違うわね。入れ替わってるならレン兄ね」
「カレーのお供はもちろん!チョコケーキっす♪」
「レン兄!おやつはご飯たべてか・・・ハボ姉だったわ」引き気味
「おお!このペアなら!!」腕ガシィ
「リリ様に勝てるっす!!」腕ガシィ
「実はあんたたち入れ替わってる演技でしょ」引き気味
ホントに入れ替わってるんだよ!!!
「まあいいわ。レン兄ハンバーグあげるわ」
「マジで!!助かる!!!!」
「うわ!この喜びよう完全にレン兄!!
そして今メイドの体よ、はしたない」
「八ッ!すまないリリー」
「ホント調子狂うわね」
ハボタンは基本謝らないからな。
「チョコケーキ♪チョコケーキ♪」
「待てハボタン!!俺の体でチョコケーキ食べまくるとデブ一直線だ!!
頼むから控えてくれ」土下座ー
「自分の体が土下座してるのって複雑な気分っす」引き気味
「ねぇ、マジで入れ替わってる?」
「初めからそういってますが!!!」
リリーがツッコミ放棄したら無法地帯になるな。
「あはははは、まあ当人たちへの負担も未知数だから1週間は経過観察だ。
その間学生生活を楽しむがいいさ。あははははは」
「なあ、ハボタン。シアさんの愛車に車輪止め付けとこうぜ」にちゃぁ
「いいアイデアっす。百合ゾンで取り寄せるっす」ニィ
「普通に犯罪だからな!!!!!」
「じゃあ医療ミスもダメじゃねえか!!!」
「そもそも魂が入れ替わったなんて裁判所が信じると思うか?
患者が口裏合わせをしていると考えるのがオチさ」やれやれ
「まさか面白そうだからやったとか?」
「権力者への治験に利用された線もあるっす」
「信用されてないなー私」
「4回も裏切ってるのよ?シア姉は。この人の性格を考えるに”撮れ高”よ」
「その撮れ高ってのはなんだ?」
「簡単に説明すれば視聴者が興味を引くような見所。
葉牡丹チャンネルでいえばレン姉様のリアクションとかっす」
「台本じゃなくてぶっつけ本番ですが!!!!」
「ある意味レンジ君はその分野の天才だからな!あはははは」
「これもう自白じゃねーか!!!」
「まぁまぁそういうなレンジ君。ほら私のハンバーグあげるから」
「イエス、マイロード」ひざまずきー
「ハンバーグで屈服したっす!!!5回目の裏切りを!!!!」
「チョコケーキで散々裏切ったハボタンに言われても説得力皆無だぞ」
俺だって俗物だから ーれんじー
「とーにーかーく!ややこしいったらありゃしない!
ので!簡単に髪の毛の色で決めるわ!」
「オレンジ!」
「「はい!!」」
「なんでレン兄とハボ姉同時に返事するのよ!!!!」
「ゑ?だって俺本名鬼百合レンジだし」
「名前か!!!ややこしいわ!
じゃあ緑!!」
「「はい!!」」
「ああああああ!もう!シア姉もハボ姉も緑髪だった!!」
「じゃあメイド!!!」
「「「はい!!!」
「なんで全員手をあげるのよ!!!!!!!」
「俺メイドになって戦うし」
「ロボットとはいえメイドっす」
「黒雪君の所でメイドしてたからな、あははははは」
「はぁはぁ・・・。喉が枯れちゃうわ。
ツッコミ役のレン兄が敵に回るだけで防戦一方よ」
「心配かけてすまなかったな。
皿洗いはやっとくからハボタンと会話しててくれ。まだまだ不安だろうからさ」
「こういうセリフって、やっぱり入れ替わってるのね」
「仮に戻らなくたって俺は俺だしハボタンはハボタンだ。そうでありたい」
「じゃ、お言葉に甘えるわ♪
無理してると感じたらあたしがフォローするから☆」
信じられるか?この中で一番年下なのリリーなんだぜ。
不死に機械メイドや宇宙人と対抗できる人類って書くとスペック高いな!




