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不死な女装メイド姉様は機械メイドと結婚したっす  作者: 漢字かけぬ
回転すし動乱編(仮称)
45/62

団結を意味する花

 「前回のあらすじは!!マニア向け過ぎたのでなかったことにしてくれ!」

 「財布様?!!!」


 結局話はまとまらず事態は平行線。机のチョコバーに手を伸ばし

 サクサクと食べ始める。手を汚さずに食べれるのは高評価だ


 「葉牡丹ってロボだろ?なんかいい名前思いついたか?」

 「私旧式っすよ?なんと地デジ未対応っす!!」

 「逆に凄いぞ!!!古くて交換部品売ってなさそうだな!」

 「安心してほしいっす。テレホンカードは使えるっす!」

 「N-VRグラス普及してる時代にいるか?その機能」


 NーVRは百合エネルギーで動く次世代連絡手段だからな。

 スマホもあるっちゃあるが、ポッケから出すのめんどくさいし。


 「CEO?次ふざけたら、ウナギゼリー食べてもらうです」

 「皆の衆!聞いたか!!これ以上のボケは生命活動に関わる!!」

 「そこまでかよ!!」


 いや、ウナギは牛丼屋でしか食ったことないから分かんないけどさ


 「まあ今の時代初見じゃ読めなかったり、性別分からない名前も多いし、

 案外名前つけるのって大変かもな」

 「レンジではなくレンって名前も人気っす」

 「ゑ?なんだよジって!!名前短いほうがテストで有利だろ!!

 ”自意識過剰クソモンペ共”は何考えて俺の名前つけたんだ!!!」

 「金剛石も鬼百合も名字だから文句は付けれないわね」引き気味


 名前複雑なんだよ!!出席番号で分かるだろ!!!

 なんで毎回フルネーム書かせるんだよ!!テストは!長いんだよ!


 「落ち着つけっす。レン姉様も私に”ハボタン”って長い名前つけたっす。

 よって”雑魚雑魚メイドオタク♡不死を添えて♪”の称号進呈っす」

 「なんか料理名みたいになってないか!!!!!!」

 「それ貰うわよ。百合カ使える?」

 「クレカじゃなくて交通系電子マネー使うのか?」

 「普通の店では不用心で使いたくないのよ。

 だから未だにプラ製使ってるの♪」


 社長ともなればそういったリスク回避で動くものなのか、

 というか財布さんの意志ガン無視で話しても始まらないな。


 「財布さん、なんかいい案見つかりましたか?」

 「ぜんぜーん。正直財布の暴虐者って名前気に入ってるし」

 「不真面目だな」

 「あははは、こんな展開になるなんて予想してなかったし。

 楽しいから君たちに付いてきたが正解だったな!!」

 「俺達よりもチャンネル登録者が多数の所に行けばさらに楽しいはずだぜ?」

 「葉牡丹君との縁でこのチャンネルと出会ったからな。

 彼女は料理に毒を入れないし、私との会話にもついてこれるから。

 しかもメイドときた!!これ以上の上振れはないだろ?」

 「一理あるな」うんうん

 「どっちもメイド馬鹿っす」引き気味

 「というか財布さんはメイドできるじゃん!わざわざ雇う意味ないんじゃ?」

 「あー、人望ないし裏切られそうだから1人2役やってた」

 「突っ込みづらいガチ返答困るんですけど!!」


 それからあーでもない、こーでもない会話が続き、

 リリーの堪忍袋の緒が切れた。やべぇ。


 「名前決めに何分使ってるのよ!!

 大体親が名前つけるときはこういうふうに育ってほしいって

 意味を込めてるはずよ!!あんたたちは財布さんにどういう生き方を望むの?」

 「・・・・・できればさ、このまま過ごしたい。

 裏切りとか守銭奴じゃなくて、もっとさ、

 プラスのイメージ、希望的な名前がいいと思う」

 「レン兄、あたしも同意見よ。でも結束とか約束って名前もおかしいし」

 「そういえば、”鬼百合もスノーフレーク”も花です。

 花言葉から取るのはどうです?」

 「花言葉ねぇ。ちょっと調べてみるか」


 鬼百合は誇りで、スノーフレークは穢れ無き心だとか。

 模索は続き、黒雪が突破口を開く。


 「CEOは孤独だったです。だから友達いっぱいな名前がいいです」

 「友達一杯で花言葉か・・・・こいつなんてどうだ?

 ”イキシア”花言葉は”団結”だ」

 「団結ねぇ。確かに私っぽくないけど、理想ではありたいな」

 「長いので”シア”とするっす。鬼百合・シア」

 「シア姉なら呼びやすいわね♪」

 「シア。これで余とも友達です」

 「シアさんか。よろしく!!」

 「これ決定の流れ?まあ悪くないか!私はシアだ!あはははは」

 

 名前も決まったところで葉牡丹がまとめに入る。


 「それではいい時間ですし、黒雪様に別れの挨拶を」

 「直接のコラボ楽しかったです。今回はシア関連は特例で動けるよう、

 事前に百合リス国に話を通していたから実現できたのです。

 次回は分かりませんが、最後に余の飛行シーンを見せるです」

 「では、皆さま外へっす」


 外は星空が煌めいている。謝肉祭地区は都会じゃないからビルもないし。


 黒雪が空を飛び、俺がカメラで追う。戦闘速度じゃなくゆっくりだ。

 宙返りしたり直線落下(きりもみ)回転したりな。

 いわゆる曲芸のようだった。

 俺達に一礼した後、手を振り、そして一瞬で姿を消した。

 空には赤く揺らめく点が見える。あれが黒雪なんだな。

 全員で別れの挨拶をして鬼百合チャンネルは配信を終えた。


 ー 鬼百合家 レンの部屋 ー


 「花言葉ねぇ・・・」


 俺の部屋で、メイドグラスで調べもの。ハボタンの花言葉は”利益”だったか。

 リリーは花名が百合で花言葉は”純粋”か。


 ふとケイルの名を調べてみたくなった。ケイルでは出ない為ケールで。

 ”愛をつつむ”ねぇ。

 だがケールの特徴を見た瞬間、ある違和感に気づく。


 「ケールはキャベツの原種とされ、葉牡丹はキャベツと似ているが別物。

 偶然にしては出来過ぎてるな」


 そんな事ないか。仮にハボタンの中にケイルがいたなら、

 俺は恥ずかしくて顔向けが出来ないし!!


 「眠いし難しいことは、、、ちょく、、せつ、、、」


ー 回転すし動乱編  完 ー






 嘘次回予告


 新章 ハボタン死す!!(仮)




 シア   「あはははは!簡単だ。私の持ってるハボタン君の

     データバックアップと、君と出会った彼女の思い出を

     合わせれば、高純度のハボタン君が誕生する。

     勿論誤差はあるけどな」

 レン   「ふざけるなよ!!シアの考え方は狂ってる!!

     命をスマホの機種変ぐらいにしか思ってないだろ!!!」



 リリ   「ハボ姉を助けられるのはあんただけよ!

     悔しいけどあたしにはレン兄の背中を押すことぐらいしかっ!」


 黒雪   「レンジ、ハボタン。余は何もできないです」


 レン   「確かに俺にとってメイドは憧れだ。それは・・・。」


 ???  「私は鬼百合ハボタン

     そうでありたいと願う者」

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