突然ですが子供ができたっす
「次のコーナーは!!実は私達!子供ができたっす!!」
「言い方ァ!!!」
「よっ!!レン君やることはやってるねぇ!!」
俺達学生だからな!!!もし出来たら退学になっちまうから!!
あとボールペン横に持って指さすな!!誤解が生まれるだろ!!
「という訳でこちらがその書類。
金剛石リリ様改め、鬼百合リリ様になるっす」
「よろしくお願いするわ!!」
「無法地帯すぎだろ!鬼百合家!!!」
「ちゃんと書類は出してるっすよ?」
「まだ提出前だろ?このタイミングでいいのか?」
「せっかく5人も集まったんですから、
わちゃわちゃ感の中で発表したほうがいいっす」
「俺は大歓迎だが、葉牡丹とリリーの本心が気になるな。
お互い腹の探り合いは嫌だな」
「あたしがいなくなってからレン兄を支えた人に興味がわいた。
甘やかしつつも厳しいところを見せるハボ姉は悪い人には見えない」
まあ、悪いヤツではないんだ。ただ俺が本音見せるの恥ずかしいだけで。
「最初の印象は最悪っすけど、レン姉様と戦っている所を見て
やっぱり初代相棒なんだなって思ったっす。
姉様をフォローしつつ自分の攻め方をしていてカッコよく見えたっす」
初代相棒って。リリーは俺の家事の師匠だぞ。相棒じゃなくて師弟だ。
「でも待てよ?家事の系統が俺達違わないか?
俺はリリーの教育をベースにメイドさん家事動画のアレンジを加えたもの。
葉牡丹は財布さんの教育と俺の家事のハイブリットで手抜きのプロ。
リリーは言わずもがな家事のエキスパート。
これだけ違うと争いが発展しそうだぞ?」
「それなら鬼百合姉妹に合わせるわ。一通り確認したら
だいたいの癖は分かったし♪」
「すげえ!流石リリー!!」
「とりあえず洗濯洗剤の配合を教えてくれる?
大容量の百合ングをベースにしてるんでしょ?」
「ドキッ。なんでそれを!」
「コスパ最強の百合ングと横に百合ランのアロマ洗剤が見えたの。
百合ングの香りと同じ系統だからカサ増しにちょうどいいのよ」
「うわああ!個人情報!!」
「洗濯物の香りで個人情報特定するってよっぽどの強者よ?」
「本当は全部アロマ洗剤使いたいんだ!けど予算はほかに回したいからさ」
「そりゃ百合ングはコスパ最強だから。
香りが弱いけれど、それはほかの洗剤の邪魔をしないってこと。
柔軟剤初心者にお勧めするならこれね。
いきなり香りが強いの着ると違和感出るから」
「リリーは百合ング至上主義だからな」
「最低限のコストで最大限の効率を出すのが経営ってものよ!」
「鬼嫁じゃなくてよかったっす」
まあジャリグリラ社は肉体労働だからガンガン洗濯機回すだろうし、
値段を抑えたいというのも分かる。
「私のでよければ洗濯ネット持ってくるわ。どうせ家族になるんだし」
「2つあれば十分じゃね?」
「あたしだって色々勉強してるのよ?昔よりも家事レベルは上がっている!」
「ここにきて新たな設定が出土したっす」引き気味
「金属のホックとかあるブラと、それ以外の洗濯物だろ?」
「さらに追加して靴下とかタイツやストッキング等、
足回りの物用を用意するの!」
「そんなことしなくても、つけ置きで匂いは取れるだろ?」
「いいえ!靴自体は外用、部屋用と替えていても
ストッキング系統は一日履いている。つまり汗の匂いがヤバいのよ!!」
「女の子って足汗かくのか!!!!」
「そこからか!!!!どこまでピュアなのよ!!!」
「私機械っすから。オイルの匂いはするっすよ」
「時間があるときでいいから、足回りは洗濯機に入れる前に
別個で水洗いすることをお勧めするわ!
よく考えてもみなさい。洗剤や洗濯機回す時間を長くするより、
さっと手動で水洗いしたほうが汚れは落ちて、
ほかの洗濯物への匂い移りを防止できるわ!」
「流石師匠!」
「実践経験豊富なのは、あたしだから♪
洗剤のメモリを見ずに正確に入れることができるのよ!
長年の経験ってヤツ☆」
「そういえば葉牡丹も同じ事やってたな」
「あれなら計量めんどくさいので目分量でやってるっす。
洗剤が多い分には問題ないっす」親指グッ!
「俺だけか!律儀に計量カップ使ってるの!!」
「レン兄らしいっちゃ、らしいわね」引き気味
「家事は全力で楽する方法を模索するゲームっすから。
レン姉様は正攻法で突破すればいい。
私達は常に進化するっす」ゴゴゴゴゴ
「家事レベル高すぎだろ!!!」
「家事に終わりはないっすよ?
メイドはあくまで家事代行。軽い仕事ならいいですが
ご主人様が自堕落だと全てやることになるっすから」
「この動画を見てるよい子達も休みの日ぐらいは
家事を手伝ってあげるのよ。それぐらいしても罰は当たらないから」
「かといって包丁持たせるのは危ないしな。無理はするなよ!」
「なんだかんだ言ってレン兄は優しいっすね」




