ハンバーグ寿司VSプリンVSユーリライ
「前回のあらすじは!!ロボットっていろんな種類があるぞって話」
「人型メイドロボは人類には早すぎたっす」
席配置
←寿司は矢印の向きに流れるぞ!
レン リリー
黒雪 財布
ハボタン
新幹線の寿司予約レーンはハボタンのチョコケーキで埋まっている。
なぜ誰も止めない!!
多分厨房でチョコケーキメイドって噂されてるだろうな。
俺は俺で最初の1品を待つ。
そして流れてきたそれはリリーに取られてしまった!!
「はい、ハンバーグ寿司。レン兄好きでしょ?お子様脳♡」
「うるへー、最初は肉食わないとな!!」
「なら唐揚げ頼みなさいな」引き気味
「いや回転すしだぞ?回らない店は行ったことないが、
これ置いてあるのはアドバンテージだ!!」
「女の子だらけで初手ハンバーグの時点で引かれるわ」
「そうか?うまいぞこれ。
うーん。他人の思想は分からないな。
そもそも最初期の生命は単純な分裂で数を増やしたのだろう?
それが遺伝子同士を交配するよう進化してオスとメスに分類された。
もっと言えばその時点でハンバーグ寿司派閥が生まれたはずだ。
そして反対勢力もな。元々1つだったというのに悲しいな」
「ご先祖様泣くわよ」
「きっとユリーが開国を求めた時もハンバーグ寿司持ってきただろうし、
百合徳太子も10個のハンバーグ寿司の店を当てれる技能もちで、
農民が高い年貢を納めたのも大名用のハンバーグ寿司の米の為だ!
いや、この世界はハンバーグ寿司なんだ!
シャリで終わる下支えな一般層と、権力の象徴で上に乗った肉。
下剋上は起きない悲しい世界だ。
仮に肉が下になったらそれは寿司じゃない。
だからハンバーグ寿司という概念は永久不滅なんだ!
俺も肉に生まれたかった。だって1日中寝っ転がってれるし。
でも大抵の人間はシャリで人生終わっちまう。
俺は番号で管理されるような現代社会人にはなりたくないんだ。
そうか!俺が目指すものは牛だ!ハンバーグの材料!!
何が人間だ!何が仕事だ!
俺は牛になるんだああああああああああ!!」
「レン兄、プリン来たから置いとくわね」スッ
「八ッ!!すまない。回転すしと言ったらこれだよな!!
ガラスの器に乗せられたそれは百合レストのように気高い山脈。
特筆すべきは周辺の生クリームだ。
純白の装飾はウエディングドレスを思わせ、気品が溢れている。
プリンは姫君と同じで乱暴にすれば機嫌を損ねてしまう。
下から食べれば秩序が乱れ崩壊するのだ。
かといって上から食べるとカラメルソースの味しかしない。
要はバランスなのだ。
正直カップルとかが食べる豪華なパフェには及ばないし、
あれをどう攻略するかなんて分からない。
しかし構造が単純なプリンだからこそ奥が深いのだ。
プリンの発祥国は百合リス。
魚の頭が刺さっているニシンのパイも百合リス。
同じ国なのにシンプルなプリンがなぜ出来たかは永遠の謎と言っていい」
「レン兄、カムバック!!!!!」
「おおおおおお?リリーどうした!!」
リリーが俺の胸ぐらをつかみ、グワングワンと揺らす。
一体どうしたというんだ?
「ハンバーグ寿司やプリン食べて怪文書垂れ流すタイプなの?
レン兄、あたしがいないとダメになるわ!!!
というかダメ人間のベクトルが変化してる!!!」
「ひどいぞリリー」
俺は正気に戻った。リリーが若干涙目だったからな。
彼女は思い出の僕と今の俺を重ねてるのか。
そんな思考を巡らせていると、黒雪がフォローを入れてくれた。
「レンジは哲学者です」
「黒雪だけだ、誉めてくれるのは。
ほらもっと俺に称賛の言葉を!!さぁ!!!」ばっちこーい!!
「レン姉様。調子乗るなっす」
「あのレン兄がどうしてこうなったの!!」
「あははは、言われたい放題だぞレンジ君」
どうやら俺の周りは素直じゃないらしい。
ちょっと喋りすぎて喉が渇いたな。
オレンジジュースがすぐそばまで来てるな。そいつを・・・・
「レン兄が壊れないようにオレンジジュースは没収。ごくごく。
残念♡レン兄が苦しむ所が見たいから。
あたしに土下座するなら飲みかけ渡すけど?というか飲ませるわ!!」
「はぁ?別に俺が飲みたかったわけじゃねーし!!
リリーが飲めばいいじゃん!!!」
「男のツンデレは需要無いわよ、レン兄」引き気味
「リリXレンもいいです」




