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不死な女装メイド姉様は機械メイドと結婚したっす  作者: 漢字かけぬ
スコップ狂団 ジャリグリラ編(仮称
29/62

理想郷 ジャリグリラ社

 リリー  「前回のあらすじは!ダメダメレン兄を更生させたのがあたし☆」

 レン   「酷くない?」


      


 ー 金剛石リリ宅 夜 ー


 リリー  「で、ここからが本題。

     両替が有料になって小銭が邪魔になったのよ。

     頭を抱えた両親に対しあたしは

     ”1000ユーリ単位なら小銭のお釣りは出ない♪”と

     言い放ったの!

     それで納得したらしく、あれこれ好き勝手やったわ。

     スコップもショベルも一律1000ユーリにして

     棒のとこに”家内安全とか無病息災”とか書いたりね♪

 レン   「効果あるの?」

 リリー  「ちゃんとイイ感じに厄は払ったから大丈夫☆

     あたしの家は北の方だから冬雪が降るの。

     実演販売してたらSNSで話題になって

     飛ぶように売れたわ!!!」

 レン   「それはなにより」


 リリー  「金の亡者の両親は

     これも修行と称し私に1ユーリも渡さなかった。

     だから百合ウドファンディングで新会社を立ち上げ

     復讐することに決めた!」

 レン   「うん、これはリリーの両親が悪い」    

 リリー  「その通りよ!資金を集めてスタッフを雇い

     ニートや引きこもりを集めた更生施設

     ”スコップ狂団 ジャリグリラ社”を!!」

 レン   「そんなにうまくいくものなの?」

 リリー  「大口のスポンサーが結構やり手でね。

     あたしの案なら働き手を増やせるからって政府に交渉してたわ。

     電卓叩きながらニヤニヤしてた」

 レン   「なんだろう?その人知ってる気がする」引き気味


 リリー  「んで、冬になったら雪かきして、

     それ以外は険しい道をなだらかにする。

     スコップやショベル1本で。簡単でしょ?」

 レン   「ニートや引きこもりそんなんじゃ動かなさそう」

 リリー  「あたしみたいなちっこい子が仕事してて

     自分たちもしないのは恥ずかしいでしょ?

     ざ~こ♡ざ~こ♡雪かきもできない最底辺♪って

     煽ってたら自然と参加してた。で翌日無事筋肉痛☆

     電動マッサージ機で分からせてあげたら、

     ざこざこ人間の出来上がり。

     あたしを分からせるため必死に働くようになるの♪」

 レン   「分からせるって?」

 リリー  「屈服させてどちらが上かって証明させることよ。

     雪かきは大変だからメンタルも体力も自然と上がるの。

     あたしを倒そうと努力すればするほど一般人離れした

     肉体ができる。ついでに別スタッフが資格取得とかも

     サポートして社会復帰RTAも可能だったわ」

 レン   「それじゃ大口のスポンサーの見返りないよね?」

 リリー  「ええ、食事に新薬の成長ホルモンを混ぜ込んだり、

     5人チームのメンバーなら1日ごとに女体化薬やイケメン薬を

     試験させたりね」

 レン   「うわあ」ドン引き

 リリー  「メンバーの中にイケメンや美女がいれば効率あがるのよ。

     自分はできる人間なんだーってアピールするため必死にね」

 レン   「じゃあ、新薬の実験台が欲しかったの?」

 リリー  「それだけじゃなく、ジャリグリラを卒業した人たちが

     社会で無双すればするほど一般人が社会から脱落していく。

     筋肉もつけばメンタルも強いから挫けない、

     ジャリグリラ卒業生相手には勝てないからね。

     で、その一般人がジャリグリラに入って卒業すれば、

     べつの一般人を叩き落としてくれる」

 レン   「うーん。いまいちピンとこないなぁ」

 リリー  「簡単に言えば労働者の入れ替えを行うのよ。

     質のいい社員が来れば経営者も喜ぶし、

     数字を理由に一般人の査定を下げることができる。

     クビを切りやすくするための口実を作れるの」

 レン   「ああ、無職がジャリグリラに入るなら

     永久機関になる!」

 リリー  「エクセレント!レン兄にしては思考が回る!

     別の人間が来ればサンプルの人間が増えるから。

     健康診断を名目に血液も採取してるし、

     体つきが変わっても雪かきのおかげと思わせれるの☆」

 レン   「人体実験じゃないの?」

 リリー  「同意書にも書いてあるし、印鑑押した時点で彼らの負け。

     何より結果を出したからあたしには文句は言えない。

     レン兄のメイドグラスも実験の産物。つまり共犯者ってこと♪」

 レン   「そんなことを僕に言って何をさせたいの?」

 リリー  「な~んにも」

 レン   「ゑ?」

 リリー  「レン兄のような人間を増やさないための更生施設。

     いわばあんたが生み出した罪であり救済。

     

     あたしが金持ちになった瞬間すり寄ってきたダメ親ども。

     そいつらがおこぼれ貰おうとしたのを一蹴できた。

     ざまぁみろって話。あたしに媚を売ってれば利益が貰えたのに。

     敵に回す相手位考えなさいなって話」

 レン   「自業自得としか言えないね」


 リリー  「あれから10年ぐらいたったし、

     レン兄もちょっとは賢くなったはず。

     結果を出したあたしと今の彼女。どちらが大切かしら?」

 レン   「うう・・・」

 リリー  「無理に結論は急がないわ。レン兄はあたしを選ぶから」


 今のリリーの発言力を持ってすれば僕やハボタンの意見も封殺される。

 正直従うしかないよ、ごめん。

 僕は、いや俺は、何度目だろうな。ハボタンに別れ話を切り出すのは。

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