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不死な女装メイド姉様は機械メイドと結婚したっす  作者: 漢字かけぬ
メイド発祥の地!!百合リス編
17/62

初のコラボ動画!

NGカード。百合チューブにおけるコラボの際、

相手にこの話題は避けて欲しいという意図を伝えるもの。

正直ほかの動画投稿者がやってるかは、分からないっす。

ただ運営の一人が眼前にいる以上従うしかありませんね。

因みに配席は画面左が私達。右側が黒雪様となってます。


財布    「お互いカードを見たかな?それでは!!」


ー 百合リス行き列車内 黒雪様コラボ動画 ー


葉牡丹   「動画投稿者二人がであったならば!」

黒雪    「コラボ動画を撮るのが定石!」

二人    「「我らは正々堂々互いに

      リスペクトをする!!」」シャキーン

レン    「何の儀式だよ!!!」


葉牡丹   「さあ始まりました鬼百合チャンネル。

      今日も緩めにと行きたいところですが、

      ゲストとして黒雪様が来てるっす。ご挨拶をよろしくっす」

黒雪    「余は黒雪。 黒雪・スノーフレーク。

      ニンジャ国 好き好きサムライでござる」

レン    「出会って30分でコラボ動画撮るって正気じゃないな」

葉牡丹   「レン姉様は初の知らない人との動画撮影ですから、

      あまり緊張なさらずに」

レン    「緊張はしていない。ただ持病の人見知りがな」

黒雪    「レン 童〇?」首傾げー

レン    「初対面に当たられたよ!!こえーよ!女こええ!」

葉牡丹   「ちなみに黒雪様は私達より一個年上の18歳。

      百合リスの名門校で生徒会長をなさってるとか。

      洞察眼は鋭いっす」

黒雪    「葉牡丹 よく調べてる とっても嬉しい」にっこり

レン    「なんで俺は雑な扱いなんだよ!!」

黒雪    「このチャンネル 全部見た とっても 美味しい」

葉牡丹   「サキュバスですからね。

      百合エネルギーが接種出来て何よりっす♪」

レン    「葉牡丹完全に通訳してやがる。

      それよりもさっきまで普通に喋れてただろ!黒雪さん!」

黒雪    「ふむ、バレてしまっては仕方ないです」

葉牡丹   「ではここから質問コーナーっす」


ー 質問コーナー ー


葉牡丹   「せっかく物理対面ですし、お菓子を食べながらの

      フリートークと洒落こむっす」

レン    「チョコケーキ食べたいだけだろ!!」

黒雪    「葉牡Xレンの生ツッコミ、キタです!」

レン    「ハボレン?なんだそれ」

葉牡丹   「簡単に言うとカップリングっす。

      私が攻めでレン様が受けっすね」

黒雪    「レンさんには早かったですね」


レン    「何か馬鹿にされてる気分。

      まあいいいや。黒雪さんに質問だ。

      戦闘中翼があんまり動いてなかったけれど

      すごいスピードが出てたのは何故です?」

黒雪    「余の黒翼は物理法則を歪めるのです。

      故に空気抵抗を無視して全力で飛べるです」

葉牡丹   「すばらしい能力っす」


黒雪    「ではレンさんに質問です。

      見ていてとっても楽しい動画ですが

      台本とかはありますか?」

レン    「台本は最初の挨拶ぐらいだな。

      後はいい感じに葉牡丹が軌道修正してくれるし」

葉牡丹   「レン姉様の天然さで

      このチャンネルは成り立ってますから」


葉牡丹   「私も質問を。

      レン姉様ってかっこいいっすか?」

黒雪    「レンさんはカッコイイというより可愛い系ですから。

      子犬と言ったほうがいいですね。

      勿論戦うヒーローとしてのレンさんは魅力的ですが、

      葉牡丹さんと漫才してる時が楽しそうと思います」

レン    「可愛い系?」

葉牡丹   「一家に一台あると便利っすよ?」

レン    「メイドなんだから手伝ってくれよ!!」

葉牡丹   「見てて楽しそうっすから」

レン    「それはそうだけど!

      ロボットだから手伝ってもいいじゃん?」

葉牡丹   「朝弱いレン姉様のサポートしただけでお釣りがくるっす」

黒雪    「・・・・・・」

レン    「しまった!黒雪さん置いてけぼりで喧嘩してた!」

葉牡丹   「ええと黒雪様が好きなものは?」あせあせ

レン    「安直すぎるぞ葉牡丹!」あせあせ

黒雪    「尊い(てぇてぇ)です!!」

      

突如まばゆい光を放った黒雪様。

これは先ほどの黒翼が生えた時と同じ。

  

レン    「うう、眩しい」

葉牡丹   「黒雪様からの光です」

黒雪    「・・・・ふむ。余の全力モード。

      4枚羽を発現させるとは。お主らただ物ではないです」

レン    「背中の羽が増えてるぞ!!」

黒雪    「あまりにも膨大なイチャコラを見せつけられたので、

      余自身まで楽しくなったです」

レン    「普段どうりっすよ。俺達の」

葉牡丹   「コラボ相手を無視してまで

      やることではありませんでしたね」

黒雪    「ちょうどいいです。外にいる害鳥どもを駆逐するです。

      あれは幹部級怪人アンチバッドの手下達。

      対空機銃で追い払うのも限界ですから。

      お二人とCEOは百合エネルギー炉で配信を続けてです。

      エネルギーが多いほど余は燃え上がります!」


黒雪様の全力モードを暴発させた私たちは見守るしかできません。


次回予告


レン    「クソ!エネルギー炉っていうか

      自転車で自家発電じゃねーか!!」きこきこ

葉牡丹   「頑張るっす。飛行性能ない

      私達じゃ足手まといっす」きこきこ

財布    「あはははは、百合チューバーは

      体も張るときもあるぞ」ケイデンスをあげろ!!

レン    「財布さんがぶん回してる!!」 

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