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ライブチャットはじめました2

2人目ー医療ミスを犯した人

早くも2人目の相談がきた。

20代前半の新人看護師、詩織が入院中の患者さんに上司からちゃんと指導もしてもらえず、ストレスから

なんと患者さんの枕に針を入れたそう。

そのミスをして、自分が悪いことに気づき、相談をしにきた。

これは、なんとも言えない状況だ。

きっと国や政府の大人の対応が感染症の対策をちゃんとできていないからに違いない。

悠人は、すぐ新人看護師の詩織に繋げた。

悠人「はじめまして。詩織さん、大丈夫ですか?」

詩織「はい、ありがとうございます。私、イエスマンなりすぎてストレスのせいか、こんなことに。」

悠人「気持ちわかります。詩織さんの心の傷は、何ですか。なんでも僕に話してください。」

詩織「はい、わかりました。」

詩織は、話すのであった。

詩織の勤める病院は、小さな病院だが感染症のせいか、上司も人格が変わり、指導も怠って、何から何まで環境が悪すぎた。

もうハラスメント祭りでしか、なかった。

院長もちゃんとみれてないし、人選が最近、適当だった。

果たしてこれでいいのかなと思いつつ、生活のことが心配だから仕事を辞めることに抵抗があった。

何より看護師になりたかったから。

親のお金で看護学校に頑張って通い、夢を叶えたから。

だがまさか理想と現実は、こんなに違うと思わなかった。

悠人は、空気を読んで発言した。

悠人「詩織さんの犯したことは、よくないかもしれない。それを糧に次からは、そんなことしなければいい」

詩織「はい、私も看護師やめて、セカンドライフを歩もうかと思います。今だからこそ、看護師でなくとも何か違う生き方がありそうな気がして」

悠人「それが1番だと思います。今の時代、その仕事がずっと続くのが当たり前でないし、老害大国だけに自分の身を守ることを選んで生きてください。」

詩織「はい、わかりました。悠人さん、ありがとうございます。」

そして詩織は、1か月後、本当に看護師をやめて、まさかのナイトワークで就活しながら生きていた。

それも間違えてないし、感染症でナイトワークのことをばかにする人もいるがそれも普通のことだと思う。

なのでそういう偏見を悠人は、本を書いて、いつかおえらいさんの頭を変えるビジネスができたらなんて考えていた。


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