【200文字】ぴかぴかの一年生
ある晴れた四月上旬の入学シーズンの中、僕もまた新参者として式に参列している。
うきうきした気持ちの中つい歌を口ずさむ。
「いちねんせーになったーら」
友達百人できるかな、っと。
「なつかしいな」
歌っていたら僕よりも年上の人が話しかけてきた。周りを横目で見ると何人かもこちらを見ていた。
どうやら聞かれていたらしい。
「楽しそうなのは分かる。だけどな」
なんだろう、歌詞間違えたかな。
「入社式で歌うな」
「すみません」
ある晴れた四月上旬の入学シーズンの中、僕もまた新参者として式に参列している。
うきうきした気持ちの中つい歌を口ずさむ。
「いちねんせーになったーら」
友達百人できるかな、っと。
「なつかしいな」
歌っていたら僕よりも年上の人が話しかけてきた。周りを横目で見ると何人かもこちらを見ていた。
どうやら聞かれていたらしい。
「楽しそうなのは分かる。だけどな」
なんだろう、歌詞間違えたかな。
「入社式で歌うな」
「すみません」
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