森のはなし。2,5
厨二クサイ描写になります。
現在進行形で黒歴史を作成している気が…。
いや、気にしたら負けだ。今でこそ出来ることがある!!!
夢を見た。
場所は小さな家で、小さな庭と小さな犬小屋があった。
家のリビングには赤いふかふかのソファーとガラスのテーブル。キッチンにはシチューの鍋、食卓には4人分の食べかけの夜ごはん。
野菜がたっぷり入ったシチューはまだ湯気が立っていて、焼き立てのパンには少しだけ焦げ目がついてた。椅子も4つあったけれど、その内の1つは他の3つと違う子供用の物だった。小さな子供がいるんだろう。
人は誰もいなかった。私だけ、1人だけ。
ふっと景色が真っ白になった。めまいがするような浮遊感。
遠くの方が陽炎のようにゆらめく。そこからさっきの景色が覗けた。
少しだけ変わって、4人分あったシチューは1人分になり、湯気はもう立っていない。パンは市販のものだ。
『…!!!…□!!!!!…□□!!!!□□□!!!!』
誰かの声が聞こえた。中年の女の人が何か叫んでる。靄がかかったかのように聞き取ることはできない。
『□□□…い、や。どうしたの?□□□…□□□!!!!□□□□□□□□□!!!!!!!!!!!!!!!』
少しだけ聞き取れた。驚愕と絶望。そんな声。どうやら誰かが倒れたらしい。景色の隅っこに人の頭が見えた。
…ああ。あれは私だ。
漠然としたものが頭に残り、光景は白にのまれた。
だけど倒れていたのは私だ。それだけは分かる。
ならあれはお母さん??だめだ、分からない。思い出せないけど、きっと私の名前を叫んでた。
(私、の、な、まえ…。なまえ?名前、なんだっけ…)
目を閉じると、真っ白な夢はそこで終わった。




