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ぼっちとドラゴン  作者: 和葉
プロローグ
2/5

森のはなし。1

何かむがぁ!!!!っとなって次話投稿。


閲覧数が0から11になっただけでテンションが上がりました。貧乏性?


閲覧ありがとうございます!!!

最初の疑問に達したところで、現状を整理したいと思う。


現在問題として挙がっているのは、大きく分けて3つだ。


その1 死んだはずの私がなぜか生きている。

その2 見知らぬ土地にいる。

その3 私の体は全く別の物になっている。


そう。全く別なのだ。体が。


現時点ではこれが1番重要だと思っている。なんせ本当に違うのだ。今の今までスルーしていたが、


「TS転生キタ…!」


要するに性転換。男になっていたのだ。


普通ならここで驚愕し絶望するところだろう。しかし私は違う。24時間ヲタク生活でその手の小説は読み漁っていた。結構性転換は定番だったりするのだ。好きだし。

 その上、私は自由に動き回れる健康な体があるだけで嬉しい。性別とか正直どうでもいい。むしろ魔獣とかでも良かった。ていうか女の子より男の子の方がのびしろあるしね?筋力アップ!身長アップ!


「ふはー…。これでイケメンだったら最強じゃね?足速いし…ジャンプ力あるし…」


 チートとか憧れる。いやー、人間1つのものが手に入ったらどんどん次の物がほしくなるんだよ。悪いね。さっき言ったことと矛盾しているが気にしない。どうせなら貪欲に生きたほうがいいよね!!


 この際、問題・その1は気にしないことにした。どうやったってわかんないだろうし。神様に話しかけられた記憶も無いし、今後そんなこともないだろう。

 その2も…。問題自体は解明されないだろうけど、この先の対応が問題だ。不用意に動いたら何があるか分からない。かと言ってこのままここに居座ってても何も始まらない。


「も、森のくまさんとかいないよ、ね…?」


 とりあえず、他の生き物の気配は無い。何もしないよりはましだろう、何となく足場を探して踏み出す。ひょっとしたら人の村に出るかもしれない。うん、きっとそうだ。



――


 歩き始めてしばらくたった。いや、正確には走ってみたり跳んでみたり遊びながらだけど!!


 私の感覚ではもう30分くらい経ったはずだ。元病人の感覚なんか当てにならないけども。それにしても全く疲れない!!!なんて素晴らしいんだろうか!!!息の1つも乱れないってどゆこと。一般人でも少しおかしいよね??ひょっとしてひょっとしなくてもチート!?


「おやっ…?」


 やっとこさ景色が変化した。どうやら湖の様。遠目にだけど、かなり大きそうだ。


「…うしっ!!」


 謎のスイッチが入って猛ダッシュ。跳びつつ跳ねつつ慎重に。






「ほえー…」


 ようやくその全貌を現した湖は、本当に綺麗だった。水は透き通っていて、見た事の無い植物が湖の周りにこれでもかと生えていた。

 

 湖の底はどうなっているのだろうと水面を除くと、初めて自分の顔が目に入った。


「う、おおぉ…」


 うん。イケメン死ね。美少年死ね。


 畜生!!かわいかったよ!!可愛い系の美少年だったよ!!たしかにイケメンだったらいいな~とか思ってたけどさ!!前の私より数万倍可愛いんだよ!!!格好いいならまだしも可愛いだと!?ふっざけんなぁ!!!!!


 思わず水面の自分にチョップした。何とも言えない表情の美少年の顔が歪み、水面には波紋が広がる。


「くそ…っ!!男であるにも関わらず前より可愛いとは何たる屈辱…!!!!」


 いや、これでまた女の子だったとしても複雑だろう。でも何か…。うん。くやしい。


 静かな様子に戻った湖を覗くと、遮るものが何もないため底まで見渡せた。


「ふおおぉ…」


 たしか青磁色。それを透明にしたような色だった。外から眺めただけだと分からなかったが、深いところの水は薄い緑っぽい綺麗なもの。場所の雰囲気に合っていて、余計にファンタジーへの期待が高まる。

 目を凝らすと小さな点がチカチカと光っており、暗くなればとてつもなく綺麗だろう。見たこともない派手な色の魚が悠々と泳いでて、私の好奇心はMAXに近かった。


(あの魚…美味しいのかな…)


 と。

 どこかズレている気もするが、これから始まるであろうプチサバイバル生活に食料は大事だ。私は意外にも冷静だった。


「水は…飲め、る??」


 恐る恐る手を入れる。想像以上に冷たくて背中がゾワッとなった。両手をお椀の形にしてすくってみると、さっきの小さなチカチカが集まってきた。うお、ファンタジー。虫とかではなかったのか。

 変なにおいはしないし手が痒くなることも無い。きっと大丈夫だろう。しばらくしたらチカチカもいなくなったし。

 恐る恐るなめてみる。…うん。普通の水だ。すんごい冷たいけど。普通に美味しい。定○渓の湧き水と変わんない。



-…お主、飲んだのか。



・・・・・・・・え?

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