前のはなし。
拙いですが、気楽にお付き合いいただければ幸いです!!!
「…おぇ?」
奇妙な声を出したのは誰でもないこの私。正直他人様には聞かせられない。身内なら…まあ、ギリセーフ?
私はちょっと前まで、病院の真っ白なベッドに横たわっていた。管やら医療器具やら点滴やら色々つながれて。先天性のおも~い病気を患わってしまっていたのだ。
まあ運も良くやっとこさ18歳にまでなれた。少ないながらも学校へ通えたし、調子がいい時は小児科の小さな子たちとキャッチボールもした。
ほとんどの時間をベッドで過ごすようになってからは、自らの趣味に没頭する様になった。いわゆるヲタク。2次元厨。
特に腐の付く物が好きだ。高校で私をその道に引きずり込んだ悪友の協力もあり、病室での腐女子生活は至って快適なものだった。また昔なじみの看護婦さんも貴腐人だった事が発覚し、友人も含んだ女子トークは非常に濃かった。
まあそんな感じで自分なりに病院生活を送ってた。でも病魔は容赦なく私の体を蝕んでいく。
そう時間を掛けずに私の体は制御不能となった。
自分でもそろそろ危ないかもなーと思っていると、一般病棟から少し離れた個室へ移動することになった。だだっ広い部屋に置かれたベッドは病室以上に広く感じられたけど、病室はあったかいもので埋め尽くされていた。私の周りにいた人は皆笑ってた。約束は守ってくれたし、言い方は悪いけど心おきなくいけた。
そんなこんなで、私は18年の『生』を終えたわけだ。
で、今に至る。
「転生キタコレ…??」
とりあえず呟いてみる。色々とおかしい点はあるのだが、いかんせん頭が追いつかない。久しぶりの感覚が一挙に押し寄せてくる。
「立ってるよ…立ってるよ私ィ…!!!!…飛んでるよ!!飛んでるよ私!!体軽っっ!!!」
地面を踏み締め、思いっ切りジャンプする。何から何まで懐かしい。テンションあがりまくってますけど何か?変人丸出しですけど何か??
それにしても体が軽い。これならキャッチボールどころか実際に野球できるよ!!サッカーだってバスケだって夢じゃない!!リアル●子のバ●ケもいいですねムフフ!!私おしるこちゃんの学校のモブになるのが夢だったんだ!!!!!
あれ…。あまりに嬉しくてマイワールドに突入してたけど、何で私動けんの??




