2.似たもの同士?
クロアチア対A代表戦の主将の違いを上手く表現したものにこんなものがありました。
「モドリッチ選手はチーム全体のためにプレーし、A代表はチーム全体が史上最高の1選手のためにプレーする」
そう、その通りです。
上記の表現から導きだされる結論が”彼は常に主役であり続けねばならない”です。
ネイマール選手はこれが嫌になって、FCBを退団しました。
両雄ならび立たずです。
また、これに似た事例を思い出しました
ペップ監督とイブラ選手です。イブラ選手の個性も強烈なもので、ペップ監督とそりが合わずFCBを退団しました。
おそらく、ペップ監督も自分が主役になりたいのでしょう。
マンCでの選手補強の基準も”選手が監督に従順であるか”が大きなウエイトを占めている気がします。
こうして考えると、彼とペップ監督が袂を別つのも時間の問題だったのかも知れません。
彼らは、似たもの同士です。
そして、”格下のチームには滅法強いが、格上のチームと対戦すると非常に苦戦する”も共通しています。
私は、彼らが最高の選手,監督と呼ばれることに違和感を感じましたが、それは格上のチームにとても苦戦するからです。
彼らは、最大戦力を保有するチームにおいてその真価を発揮します。
”ラストピース”と呼ばれるゆえんです。
ここで、マラドーナさんを上手く表現した文言を紹介します。
「彼は常に弱いものの味方であった」
マラドーナさんは弱小ナポリを率い、北の強豪クラブを倒していく。
また、フォークランド紛争で敗れた相手に1点目は”神の手”ゴールで、2点目は史上最高のゴールで打ち負かす。
マラドーナさんが誰からも愛される理由がここにあります。
最後に、私が彼ら2人をあまり好きになれない理由を紹介して、この項を締めたいと思います。
日本代表がGL3戦目を終えた時のものです。
そして、日本代表は最終戦のスペインの様に応援するものを悲しい気持ちにさせる敗れ方をしてはなりません、
CLにおける、FCBの大逆転負けやペップ監督率いるマンCしかり無様に負けすぎです。
ただ勝てば良いではなく、負けても誉れとなるのが真のプロです。