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元人並み少女は身体能力が高すぎて〜空まで飛んじゃいました!?〜  作者: うわのそら
第一章 異世界転移 vs Sランク勇者パーティ編
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07話「美咲勝利」ドラゴン死すってオイ、何タイトルでバラしてるのよ!私!!

必殺技開発その名も!!!!


「グルルルルルル」……………

魔王の魔法陣より召喚された炎龍ドラゴニカ・ドラグニカ


炎を纏い翼をはためかせて美咲の前に降臨する。


――「ギュオオオオアァアアアアア!!!!」――

耳鳴りがするほどの勢いのいい叫び声を上げて美咲を威嚇するドラゴン威圧力はまさにRPGのボスクラス。


「ひゃああああこわいよぉおお無理無理」

とさっきまで強化された身体能力に自信満々だった美咲であったがドラゴンを前にして足をすくめ恐怖する。


凄まじい恐怖が美咲を襲う。


「大丈夫だ、安心せいミサキ彼奴ドラゴニカ・ドラグニカはAランク魔物のドラゴンじゃお前の討ち取った勇者と同レベルなのじゃお主の実力なら絶対に勝てる。」

と恐怖する美咲に対しアルラウネは勝てる算段を魔物らしくない優しさで伝える。


「さあ戦って♡み・さ・きちゃあん♡私も生戦闘楽しみにしてるわよぉん♡♡」魔王もキャッキャと興奮しながらこれから始まるであろう美咲とドラゴンとの戦いにワクワクし美咲を急かす。


「ひっひぃ……」

「こんなドラゴンモンスターをハントするあのゲームでしか戦ったことないよぉ…現実(リアル)で戦うのは絶対やだ〜」と再度恐怖し悪態を突く言葉で現実から逃避する。



「グルルルルルルギャアオオォォ-ン!!!」現実はアニメや漫画の様に優しくなくドラゴンは待ってくれずに美咲目掛けいきなり火の玉を、発射する。


「ひゃぁあああああ」美咲はそう叫び高速で近づいてくる半径10メートル位の火の玉を避けきれずに被弾してしまった。



……………シュ〜〜ーー……

火の玉が美咲と床に着弾した事により煙幕を残し炎は消えていく。



……その煙がゆっくりと空へあがっていき炎の中より美咲のすがたが現れる。


「ありゃ……」先が素っ頓狂な声をもらす。


「あれ? あれ……あれれ??」


「えー!! 全然痛くない!! 何処にも傷がついてない!?」

炎は確かに直撃したが身体能力強化によりノーダメージな美咲。


「うっわーーい!!!」ぴょんぴょん喜ぶ美咲。


「な、ななななんですって〜〜無傷!?」

「実咲ちゃん直撃したのに傷一つないなんて!!


「なんて恐ろしい子ッ!!……」と魔王が白目をむいて少女マンガの悪役令嬢の様な表情と言葉を言いリアクションを取る。


「まっまあ…♡すっごいかっ、硬ぁいのねぇん♡♡」

と魔王は静かに呟く…そして類まれなる身体強化強化を持った美咲の防御力を目にしその力にドン引きする。


「そうか!身体能力ゲージを100まで上げてたから痛覚まで遮断されて痛くないだ!それに身体も鋼鉄のように固くて傷1つつかないよ!!凄い!すごいよ私!!!」

美咲はなんだかテンションがあがり自信が戻ってきた。


そうテンションがハイになると私はドラゴンに身体能力強化の恩恵で高速でドラゴンの大きい顔の前に瞬間移動する。


「はあい!ドラゴンさん!!よくもやってくれたね!!(痛くも痒くもないけど)お返ししちゃうんだから!!!」


「えーっとよぉし!!」

そう美咲が言うと今パッと考えた必殺パンチの技名を叫びながら眉間目掛けてパンチを繰り出す。


「行っくよー☆」

「必殺〜!!」


『インフィニッ・ブースト・ブロー!!!』


「クギュアアウアアア!!!!!!」ドラゴンは美咲に殴られた箇所『頭部』から爆発四散し恐ろしいパンチの威力で跡形もなく消滅する。


――…………


「ん、まあっ……♡」


「のじゃ〜ん……」魔王とアルラウネは涼しい顔をしながら目の前で繰り広げられる脳筋少女を目にしドン引きする。


「ムフフ〜ンお仕置だよ〜ドラゴンさん、参ったかな〜って、はにゃ? ドラゴンさん?」


「どにもいな〜い!!」

パンチて跡形もなく消滅してしまったドラゴンに今美咲は気づきびっくりしてそう叫んだ。


「恐ろしい少女ですよね……アルカディオン様」

「恐ろしい女の子ねぇん…アルラウネちゃあん…」

魔王とアルラウネは美咲の有り得ない身体能力を目撃し2人でそう会話した。



「いやああ〜ドラゴンさーんごめんなさ〜い!!!」自分のした事に驚愕しそう謝罪する美咲。


「私の身体能力高すぎるよおおお〜」

そんな嬉しい悲鳴を上げ、魔界の炎龍をワンパンして消し炭にし てしまう十四歳神尾美咲であった。――………▼





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