20話対勇者パーティ戦残党狩り
久しぶりに更新です明後日からは定期更新します!!
__……シュピン!!
「そーだったぁ!! そうだった!!後3人勇者さんの仲間いるんだよね!! んーとっ」「あ!居たー!!」美咲は類まれなる視力で勇者残党を特定し、そう叫ぶとながら空を超高速移動してそれにより勇者の仲間と自分の部下を鬱蒼とした谷の入り組んでいる岩場から見つけ出し急降下した。
……__ストン
「よっし、無事着陸っと皆は大丈夫かなぁ」そう美咲は部下の心配し、残る勇者軍の3人の倒すべく赴く
カキン!カキン!「くっなかなかやりおるわ!!」副隊長のゼロルドがそう対抗してくる勇者軍残党の魔法剣士に言い放つ「ふっ……そっちこそ!」ジャキン!!剣と剣が重なり合いどちらも攻守を譲らず互角の戦闘を繰り広げているその中魔法使い格闘家は主に複数の相手をし魔王軍vs勇者残党の戦闘は長期化していた。
そんな硬直状態の先頭のさなか美咲が颯爽と駆けつけこう放ったた「悪いけど残党さんたち♪勇者くんは倒しちゃったよ☆」
「なっ……」「そんな馬鹿なアルデが……こんな小娘に」「し、信じられない……私達のアルデを一体どうしたの!?!?」先程自分たちの信じるパーティーリーダーのアルデが交戦したであろう少女が目の前に居るという事はアルデがこの少女を食い止められなかったと言う現実を突きつけられ、絶望とそんなはずないと受け入れられる状態でない勇者軍残党の3人はお気楽な美咲に恐怖すら覚え絶句する。
「あの勇者さんつよかったよーもー大変だったんだから」
「あ!! それと皆ただいま!!私!只今参上っ☆」キラーン可愛くウィンクしながら身体を捩らせポーズをとりぶりっ子をする最強身体能力少女。
「またせたね皆☆でも安心して!!私が来たらもう勝ちフラグも同然!!」美咲は各皆の脳で勝ちフラ挿入歌をかけてと言わんばかりに自信満々で皆に言い放った。
「たたたた、隊長ぉー!!」「おお我らのファム・ファタール(美咲隊長)!!」「美咲隊長ぉおおお待っていました!!!」魔物の部下達が美咲の駆けつけにより勇者パーティとの対戦最中美咲の登場に部下達の声援が上がり士気の熱意が最高潮を迎える。
「くそぉっ!! あの人が……アデルさんが倒されたなんて嘘だ!!僕は、僕はそんなの信じない」「うおおおおぉぉおお!!!」
「やめろ!! レイミー!!先行しすぎだ!!」勇者の仲間の一人バロンが感情に任せ、そして狂気をむき出しにし美咲へ突っ込んで行くレイミーを止める言葉をなげかける。
「レイミーーーー!!!! やめてっ!!!」レイミーの仲間のリンリンも同じように涙を零し声を荒らげ止まるように様に叫ぶ
____しかし、その声は怒りに支配され感情に飲まれたレイミーの耳に届かない。
「くらええぇっ」レイミーが叫び両手で魔剣を握りしめ、美咲めがけ勢い良く突進する。
「にひひひっ♪」美咲が悪魔的で不敵な笑みを浮かべレイミーの目の前まで加速したそして……
「いっくよぉお皆!! パーワアップした私の力とくと見てて下さいね!!!」「はぁあっつ」__ドン!! ズゴォン!!
__ドゴーン!!!!
「なっ!?」一同唖然。
美咲の1000倍に強化された拳がたちまちレイミーの腹部にヒットした。
その拳の威力は通常の人間の1000倍の身体能力幾らSランク勇者パーティの手練魔法剣士のレイミーとは言えたちまちその拳の威力によりレイミーの身体は天まで拳の威力で吹き飛ばされ花火のように破裂してしまう。
「うっ、うがああああああああ嫌だっ!!!!」「うあああああ」
____ドカーン__バチンッ!!!
「ふぅ決まった☆決まった☆」涼しい顔で粉々に空で粉砕してしまうレイミーを楽しく覗き込むサイコな美咲隊長。
「レイミーィイイイイイ!!!!!」 「レイッ!!!!」残された勇者パーティの2人は思わず涙を大量に零し、怒号の叫びを上げる。
「くっ!! 貴様ぁあああ許さん……よくもレイミーを俺たちのレイミーを返せっ!! うぉおおおおぉぉぉおおお」
「このくぞぉおおおおおおレイミーとアルデの仇っ!! 現れよ大地の精霊!!震えろぉお!!!フェアリーガイアダンス!!!! 」
残る2人までも感情に飲まれ魔王軍第5隊長【神尾美咲】めがけ怒りの正義の剣で立ち向かった………
果たして残る2人の運命は……続く。




