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元人並み少女は身体能力が高すぎて〜空まで飛んじゃいました!?〜  作者: うわのそら
第一章 異世界転移 vs Sランク勇者パーティ編
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18話美咲秘策!?


残党勇者パーティの3人が美咲の部下たちと遂に対峙した所で話はアデル対美咲の視点に戻る。


「くぅ……アデルさんつよいっ!? 何この強さッツ!!!」……「私押されてる??」美咲は覚醒したアルデの猛攻に苦しめられていた。


「ハァッ!! ボクは!! 早くみんなの所に駆けつけなければならないっ!! ……キミをッ倒して!!」勇者は手にしている聖剣ドラゴンスレイドで防御する事で精一杯な美咲目掛けて連続で切りかかっている、それに対し美咲は身体強化で腕を盾にし必死に自分を守ってい。


「くっ、くぅ……」


「どうした、五番隊隊長!! 守るだけで精一杯か!!先程の元気はどこへ行ったのだ!!」仲間を1人葬られ怒りに任せ攻撃する勇者は防御だけで必死に守を固めるだけの美咲に落胆し更に怒りのボルテージが、増し煽りの言葉さえ口にする。


「や、ヤバい!やばいよ私!!このままじゃっ!!」


痛覚はスキルの恩恵により遮断して痛くはないが当たる剣の刃に恐れを抱き、遂に弱腰な声を漏らす美咲。(痛くはないけどこ、このままじゃ心が持たなくて……私気絶しちゃうよっ……)恐怖で涙がこぼれそうになる美咲。


……まてよ……考えろ考えるんだ私……何か何かあるはず私に秘められてる力が……と言うかムカついてきた、なんでさっきまで私痛快で無敵でハートフルだったのにこの勇者が覚醒しちゃったせいで私押されてるし……あーあもう痛覚とか防御力元に戻して死んじゃおっかな……とかそんな根暗の私が心でこんにちわしている時にヘッドギアから久しぶりに神様の声が聞こえてきた


__ザザッザーーッ……


「おい聴こえるかバカ」


「あははー……その声は……」戦闘中でしかも押されている私に対してこの様な低脳な罵倒をしてくるのはやはりあの人しか居ない。


「なんですかっ!! 神様っ!! おりゃっ!!」神への返答とともに隙をつき勇者からの連続攻撃を避け自慢の拳で反撃し出す美咲。


カキン!! __バシッ!! カキン__バシッ!!


勇者と美咲は交互に拳と剣をぶつけ合い対等な攻守を繰り返している。

「お前ほんとアホなのな……観ててイライラするぞ早いとこお前にやったその力でワンパンしろ」


「えっ?」何時もの強めの口調と共に何か勇者に対抗出来る術を私が持っているかの様な言い分を神はする。


「お前…やっぱりバカだろ……身体強化メーターの上限は100じゃないぞ………」


「えええええええええええええ!?!?!?」私は戦闘中の勇者が驚くくらいの大きい声で驚きの余り叫んでしまった。


「……てっきりこう言う数値系の能力って強化上限100だと思ってて100が最大だと思ってた私!!」


「……神の力がその程度のものなわけないだろうが……」髪が冷たい口調でやれやれと言った感じに私をみくだし意地悪な感じでそう言う。


「ぶー」戦闘中にもかかわらず少しイジける私「でもこれでっ!!」100だった身体強化メーターをとりあえず1000にまで上げ私は勇者にこう言い放った


「ムフフー…よくやってくれましたね……勇者さん……覚悟ッ!」1000まで上げた身体強化の影響か、美咲が踏ん張った足の辺りが砕け散り勇者目掛けて美咲は突進した。




「にひっ☆」


「!?!?」勇者は……恐怖した。



……無敵少女再誕!?



無双……再開。

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