大掃除
年末の大掃除。もともとは年神様を迎えるためのもで下々家庭には関係ないはず。なのですがテレビから『今年の汚れは今年にうちに』なんて言葉が聞こえてくるとなんと、なんとなくしなくちゃと思えるから不思議です。せっせと普段見て見ぬふりをしている汚いところを掃除しているところに母屋から母が来て
「この寒い時期によくやるねぇ」とあきれ顔で言い放っています。
ハイ、確かに油汚れとか寒い時期じゃななくて、もっと気温が高い時期い時期にやった方がいいに決まっています。でもねぇ、真夏だとちょっと動くと汗だらだらになるしねぇ。一番いいのはGWに行うのがいいらしいです。
でもその時期に自分が何をやっているのか考えてみると、農作業がいろいろあって家の中のことをやっている気分ではないのです。農家根性といいましょうか、天気がいい日に家の中にいて掃除してちゃいけないような気がして。そうやってなんだかんだやっていると、結局農作業が一段落したこの時期に大掃除になるわけです。
ちょうど一週間ほど前のこと。レンジ周りを掃除してついでに上の方もと手を出しました。仕上げにレンジフードに油除けの不織紙を磁石で止めている時、もうちょっと上の方になんて思ってガス台に膝をついてしまったようで、バッシ。ガス台の天板がガラスで出来ているなんて知らなかったよぉ。慌てふためく中、いつもお世話になっているガス屋さんに電話すると、天板だけ交換していただけるとか。早速メーカに手配してもらうことにしました。10数年ほど前の製品なのに、すでに生産中止。互換性のある製品の交換になるとのこと。他いに交換するものはと聞かれて、ついでに五徳も交換することにしました。
ガス屋さんが台所にはいるので、台所の大掃除を前倒し。見えるとこだけいにして作業員さんを待ちます。作業員さんが割れた天板を取り外すとその周りはゴミだらけ。そのごみたちを慣れた手つきで落としていきます。コンロ周りのすすやら今まで手が届かなかったところの油汚れなんかも拭き取ります。聞けば、私のようにレンジフードを掃除していて割ってしまう方が結構いらっしゃるとか。作業員さん曰く
「天板一枚7万とかじゃなければ、もうガス台ごと交換してもいい時期です」だって。たまに20年とか使ってる方がいるようですが、多くの方は10年くらいで交換するとか。五徳がボロボロだったもの、重曹を振りかけたせいだけじゃなくて、交換時だったようです。そう思えばあきらめもつくかなぁ。
そんな大掃除でした。




