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おもいつくままに  作者: 真澄
10月
37/43

稲作

 先日、稲の脱穀が終わりました。狭い水田ですので大きな機械は入りません。二条植えの田植え機で一反八畝の田んぼの中心部に、減反のの影響で一反五畝分だけ田植えをします。稲刈りの時には四条刈の機械で稲を刈った後に、稲架はぜ掛けをして2週間干します。もちろん2週間全く雨が降らないなんてことはまれですから、ビニールシートをかけます。そして移動式の脱穀機で1日がかりで脱穀します。

 今年は娘も大人並みに背が高くなったので、1人前に働いてくれました。息子はお姉ちゃんと同じことをしたいようでしたが、何分背が足りません。稲架棒にかかっている稲束を脱穀機に乗せることができません。でもこの作業、一番埃になるし疲れる場所。交代しようかといてもここでいいといいます。埃っぽいくなるけれど、一番動かなくていいし何も考えないでできる単純作業。何はともあれよく頑張りました。背の届かいな息子はシートを外したり、カエルを追いかけまわしたりそれなりに楽しそうにしていました。手間のかかる農作業の時でもなかれば、家族全員でかかわることも少なくなってきています。1日田んぼの中で家族全員がかかわれたのは、いい体験だたような気がします。そんなことを思いながら、別のことにも考えが及びました。

 我が家の田んぼのある場所は、四方から開発が進み取り残されたよな狭い場所に小さな田んぼが何枚もありま。。一反二反といった小さいな田んぼを、それぞれの家で耕作しています。大きな機械が田んぼでは、管理をすべて農協に任せている家もあります。減反のの影響で休耕田となっている田んぼもちらほらあります。何枚も田んぼを持っていて管理ができず、周りの住宅街の方々に家庭菜園として貸し出しているところもあります。

 地域によって、何町歩も稲作をやっているのが当たり前のところもあります。それに比べるとあまりにも小規模な耕作面積です。戦後の農地解放で大農家を解体し、減反政策で小規模農家のやる気を削ぎ、この先国産の農作物はどうなっていくのでしょうかねぇ。


一町歩約10000㎡約3000坪

一反 約1000㎡ 約300坪

一畝 約100㎡  約30坪

参考サイト https://inakasensei.com/menseki


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