CDレンタル
ある日曜日の夕方の公民館。区民際の実行員会が開かれました。呼ばれたから行くけどさぁ、自治会の会議に学校のPTA役員を招集しないで欲しいのが本音。学校のPTA役員とは別に、自治会の育成会会長がいるんですから。そのことを区長に言えば
「いろんな方面からたくさんの人の参加を願って」ってさぁ。めんどくさい。
会議は予算と準備の担当を確認していきます。その中で、『CDの準備 育成会 小学生高学年が喜びそうなも』なんて文字が目に入りました。その欄の予算を見れば、経費が計上されていないよぉ。自治会の偉い人たち、子供に関係することは育成会に任せておけば何とでもなるともって、無責任な。そなことを思いつつ挙手をし
「すいませ~ん。CDのレンタル代って請求してもいいんですか?」
「どうぞ。領収書をもってきてくれればいいですよ」と区長さん。今までの人たち、どうしてたんだろう?
会議終了後、会議に出席していた小学生の保護者で雑談です。
「ねぇ、だれか心当たりある人いる?」といった私に、
「娘のCD持って来ればいいじゃん」だって。いやぁ、わが娘。渋谷よりも秋葉原に行っちゃうような人なんですけど。ほとんど音楽はユーチューブで間に合わせてるしねぇ。
「英語でボカロとかそんなのしかないよ。私の趣味でクイーンとかダメでしょ」ねぇ、愛するために生まれてきたとか、お母さん人殺しちゃったとか。そんな中、ヒットメドレーとかレンタルすればいいんじゃないかって言葉が聞こえました。みんな忙しいそうだからねぇ、暇そうな私がレンタル屋さんに行くことにしました。
あるんですねぇ、話題の楽曲メドレーみたいなCD。いくつか見比べてみて、息子が聞きたいといっていた曲が一番最初に入っているものをレンタルしました。店内をふらふらしていると、『ダウンロードすぐできます。レンタルしたらパソコンにダウンロード』なんてポップが目に入りました。目星をつけて区民際の前日にレンタルしようと思っていたのですが、パソコンに落として落としておけばいいのか。それをCDに焼いておけば、前日にレンタルできるかどうか心配しなくてもいいしね。
近くの電気屋さんでCD-WRの一枚売りがないか聞いてみました。ないという言葉と一緒に
「CD-WRで焼いてしまうとデーターして記録してしまって、ラジカセやナビで再生できなくなりますよ。ラジカセやナビで再生するなら、CD-Rで焼かないと」なんて教えてもらいました。教えてもらってよかった。でもCD-R10枚もいらないから、100均で買ったんですけどねぇ。
便利な世の中になりました。ネットで検索すれば大体のことが出てきます。『レンタルしたCDをCDに焼く方法』なんって検索すれば、機械音痴のおばさんでも理解できるよなサイトがちゃんと出てくるんですよねぇ。それを見ながらCDに焼いて、自宅のラジカセで再生できることを確認して終了。
これに気をよくして、前々から気になっていたものもレンタルしてきました。車のCMで気になっていた『米須玄師』と学生の頃耳にした『TOto』。一方はレンタル1位の棚にあったし、もう一方は古めかしいよねぇ。店員さんは気にしないんだろうけど、私は心の中で苦笑いです。家に帰ってパソコンに落としてCDに焼いてカーラジコンにIN。あれ?音が出ない。何を間違えたのか、情報として書き込んでしまったようです。車で聞けないと仕方がないので、再度ミュージックとして再度焼き直し。パソコン用と車用の2枚のCDが出来上がってしまったのでした。




