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おもいつくままに  作者: 真澄
8月
31/43

夏休み終了

 子供たちの夏休みは、8月22日で終了しました。自分が子供の頃の夏休みは、7月の末から始まりお盆の次の日まででした。ですから4週間の夏休みはとても長く感じます。都会に比べれば短いのかもしれませんけど。

 夏休みといえば、宿題ですねぇ。小学生なら、夏休み帳に自由研究。夏休み帳は丸付けをして間違ったところは直して提出してくださいって、親に任せすぎじゃないですかねぇ。細かい先生だと、直しが出来ていないって再提出させられたりもしますから、私も必死になってやらせました。算数なんかは計算しなおせばいいんですけどねぇ、国語の文章問題なんてどうやって理解させればいいのやら。面倒になって答えを書き写しさせたのに、それすらも間違ってるって、どうしてくれようです。

 夏休み帳に載っている工作。今年は全くの自由課題なのです。自分で何を作りたいか決めて材料を探して作れと。子供をせかしても、ふざけた答えが返ってくるばかり。昔どこかで聞いた、夏休みの宿題は親の宿題という言葉を思い出しました。自分が小学生の頃、どおりで友達の工作がきれいに出来上がっているわけで。本当に自分だけで作った私の工作は、同級生と比べると見劣りするのです。こんな思い出があるので、子供の宿題を私が喜んで率先してやってしまいます。ダメ親ですけどねぇ。どうせ休み明けに学校に持って行って、敬老参観日まで飾って持って帰ってくる途中で壊しちゃうしねぇ。お金のかからないものがいいよねぇ。学校の工作でのこぎりを使ったのを思い出しました。家の周りには竹が生えてるし。これで竹鈴でも作ればいいか。

 息子に全く何もやらせないわけにもいかないので息子に竹を伐採させ、私がナタで枝を落としてました。息子がやりたいといったんですけどねぇ、ナタを持たせたら重さに驚いていました。後は節ごとに竹を切らせて穴開けて、私がタコ糸通してすだれにして完成。大人が作ったにしてはかなり不格好な竹鈴が出来上がりました。

 自由研究も、私が前々からやってみたかったものを息子に強制。強制しちゃったからには責任もって形にしてやらないととか思っていたのですがねぇ。折れ線グラフだけ書いて放っておいたら、自分で勝手に体裁を整えていました。おー、変なところで息子の成長を実感したのでした。

 一から十まで手掛けた下に比べてると、中学生の方は楽になったものです。部活の方で宿題の進行状況のチェックがあります。ちゃんとやっていないと、部活の時間中別室で一人で宿題をするようになるとか。チャック日の前日だけはせっせと宿題をやって、帳尻を合わせていたよです。最終日に親の感想だけねだりに来る娘。私の悪筆のサインをまねて親のサインの欄を埋めていました。

 そんなこんなで、二学期のスタートを切った子供たちなのでした。



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