高温につき
スーパーに行って驚きました。今年のお正月には一玉400円もしたレタスが、今日は70円で売られていました。それもかなり大きなものです。春のお彼岸は過ぎた頃から例年よりもかなり気温の高い日が続き、ぐんぐん野菜の値段が下がっていたのは、買う側からすれば大変にうれしいことです。ですが、予定のペースよりも早い出荷を迫られた農家さんのことを思うと、なんとなく浮かれてもいられません。
我が家の桜も、例年よりも2週間も早く満開になってしまいました。4月半ばに寒の戻りがあり、モモやリンゴは1週間程度早く花が咲き、これで気温が例年並みに戻れば通常の農作業ペースになるかと期待をしていました。が、週に1日程度の気温の低下をはさみながら、気温は春を通り越し真夏並みに上昇。作物たちは、生育のペースをぐんぐんと上げていきます。いつもの年よりも1週間早く咲いたモモやリンゴは、すでに摘果を始めるほどになっています。眼をはなしていたイチゴは、気が付けばナメクジに食べられていました。一番おいしいところは、そこに住んでいるもの食べられちゃうわけです。
母曰く、
「いつもの年より全体に早いねぇ」そりゃそうだ、気温が高くて適度にお湿りがあって日が照れば作物はよく育ちますから。ホームセンターに出回る野菜の苗も例年よりも早く出回りました。
はて、いつもよりも季節がかなり速いペースで進んでいます。このままのペースで農作業が進むのか、それともどこかで帳尻を合わせるように、急に気温が下がるのか。お天道様たよりの者にとっては、大変に気をもむ次第であります。




