床づくり
5月の連休は、田んぼ仕事です。田んぼの中を区切って小さな水田を作って、モミを筋蒔きした枠を伏せこむ床を作ります。この作業、使う田植え機や地域のよって微妙に違います。安曇野だと5月の連休には田植えなので、この作業はもっと早い時期に行われますし、大規模に農協で一括してビニールハウスの行われたりもします。
床づくりの最初は、床の周りをビニールシートで囲うところから始まります。水田の粘土層まで掘り、シートを入れて埋めます。この時にシートを持っていてくれる手があるとかなりなくになります。
「おーい自立式重石になって」と、暇で死にそうになっていた息子に声を掛けました。余程暇だったのか、田んぼに出てきました。鍬を使って溝を掘りシートを埋めていく作業を不思議そうに見ています。そんな息子に、
「ゲームだったら、クリックしてれば溝が出来るのにねぇ。現実はこうなのよ」というのと、苦笑いをしていました。もっと手伝ってほしかったのにねぇ、シートが埋まるとさっさと帰ってしまいました。。
その後、シートの中に床を作ります。私が、
「幅どのくらい?」と聞けば、
「4尺半」と父が答えます。
「って、この尺棒半分の印ないじゃん」と私。父は農作業をするときに、お手製の1尺ごとの印をつけた棒を持参しています。でも、半って真ん中に印ないんですけど。
「4尺半って?一尺30㎝だから、135㎝でいいの?」と結局、結局巻き尺を使って測ってしまったのでした。




