学校へ行こう!
体調不良で、遅れました。
短いですが、書いていた所までを投稿します。
翌日。
今日は学校の見学日。
非常に楽しみです。
きっとゴロゴロとテンプレが落ちている事でしょう。
ウキウキしながら商人さんと一緒に学校へ向かう。
あっ、ちなみにタヌキは、リュックを買ったのでその中に入れて背負ってます。
着いた学校は……何だコレ。
異国情緒溢れる素敵な建物はどうした?!
何でコンクリートっぽい素材で出来た長方形の建物なんだよ!
日本の学校かよ!
もっとあるだろ、何か、ほら、カッコイイやつが!
この「ザ・日本」って感じは違うでしょ。
パッと見では、日本に帰ってきたかと思うわ。
違う点は、正門に鎧を着た兵士が立ってるくらい。
日本でコレならニュースになるね。
その兵士の人と商人が話をしている。
そして何かを見せると、通行の許可をくれた。
何だろ? 証明書とかかな?
中に入ると、入り口でスリッパに履き替え。
……ちゃんとスリッパに『来客用』と書いてある。
神様は何がしたいのだろうか?
ラノベ好きって事だから、日本の学校も再現したかったのかなぁ。
いや、神様がやったのじゃないのかもしれない。
ここに転生させられた日本人が作ったのかも。
どっちにしろ、何を考えてるんだ?って事にはなるが。
兵士に案内されるまま進んだ先は校長室。
中には校長先生ともう一人誰かが居た。生徒かな?
「ようこそ、王立サテン校へ」
あら、生徒が話をするのね。
案内してくれるのか。
「私が学長のサフィアだ。よろしく頼む」
……はぁ?
子供が学長、つまり校長先生?!
どうなってんの?
「ふふふ。初めて来られる方は、皆そういう顔をされる。
私には特殊な能力があってね。若返る事が出来るのですよ。
こう見えても…歳なのですよ」
「えっ? すみません、聞こえませんでした。何歳ですか?」
「……女性に年を聞くのは失礼ですよ?」
「いや、だって、今、自分で言いましたよね?」
「ヴヴンッ! まぁ、あれだ。君達の何倍も生きていると思ってくれたら良い」
つまりは、結構な年だと。
あっ、これってもしかして、有名なRBBでは……?
「……君、今何か、失礼な事を考えなかったかね?」
「気の所為ですよ」
「私の事は、学長か先生、もしくはサフィアちゃんと呼ぶように」
おおっ! 定番だ!
これは早速テンプレクリアだろ!
次話は、すみませんが14日の17時に投稿します。




