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計画を建てよう

現在のステータスはこちらとなっております。


----------------------------------------------------------


名前:真島卓也

年齢:20

職種:狩人

レベル:15


HP:75

MP:42

筋力:30

耐久:47

魅力:21


称号:ナシ


能力:鑑定(Lv.3)


魔法:水魔法(Lv.1)・火魔法(Lv.1)


イベント:3/300


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テンプレイベントが好調だよな~。

この調子なら、300集めて「俺TUEEEE!」って出来そうだ。


しかし、何も倒したりしてないから自身のレベルが上がらない。

でもな~、だからと言って戦えるかと言えばNOなんだよね。

剣道とか習ってれば良かった。

ラノベの主人公って剣道やら剣術やら弓道やら、何かしらの武道をやってるんだよなぁ。

俺? そんなの皆無ですよ?

中学は卓球部(幽霊部員)で、高校は帰宅部。

習い事と言えば、小さい頃にしてたソロバン(級を取る前に辞めた)と英会話(覚える事の多さにイラっとして辞めた)だけ。

どちらも異世界で役に立つとは思えない。特に英会話。

趣味はと言うと、エアガンを買うとかゲームするとかマンガを読むとかラノベを読むとか。

役に立ちそうなのはエアガンくらいだけど、買って的当てしたくらいで知識は無い。

後はラノベ・マンガ・ゲームの知識か?

まぁ、そのせいでここに居る訳だが。


とにかく! 近接戦闘は無理! 出来ない!

となれば、やはり遠距離攻撃な訳で。

そうすると、やっぱり魔法な訳で。

ついでに言えば、折角覚えた魔法を使ってみたいってのもあって。


それを踏まえて、明日以降の計画を建てようと思う。


1.魔法を使おう!

2.両替をしよう!

3.テンプレイベントをやろう!

4.商人に一泡吹かせよう!


これくらいか?


1の魔法だけど、本屋にでも行けば魔法に関する本くらいあると思う。

それを買って勉強したい。


2の両替。10万コルとか持ってても使えなければ意味が無い。だから両替したい。

でも、こういうのってチンピラに見られたりしてテンプレ的な展開になりそうな気がする。

だから優先順位は魔法が先。チンピラを倒す為にも魔法が必要だ。


3は生きてく為の目標だね。

2から起きるとも予想してるし。そろそろ良い物が手に入るんじゃないかな?

レベルの高いのが欲しいです。


4はさ。ほら。ずっと正論で言い負かされてるじゃん?

やり返してやりたいじゃん?

あっ、それだけじゃないよ?!

商人が驚く物を持ってくるってテンプレっぽいじゃん?

まぁ、今回も違う意味で驚かせたけどさ……。


良し! 目標は決まった! 寝よう!




翌日、早速本屋を探しに行く。

そして、本屋に辿り着く前に目標を達成してしまった。

何と、宿屋の6件隣に『魔法屋エム』という看板を発見したから。


「すみませ~ん」

「いらっしゃい」


うおっ! ガチムチのオッサン登場かよ!

店名から美人のお姉さんが出て来ると想像してたわ!


「ここ、武器屋じゃないですよね?」

「うん? 何言ってるんだ? ここは魔法屋だぞ?」

「ですよね~」

「見かけないニイチャンだが、何の用だ? 売るのか? 買うのか?」

「売る? 売るってのは?」

「ん? 魔石の事だが。知らないのか?」

「ええ。田舎から出てきたもので」

「どんな田舎だよ! 子供でも知ってるぞ!」

「まあそこは良いじゃないですか。今日は相談があって来ました」

「相談? まぁいいか。ほら、ここに座れや」


あっ、良い人だ。外見は怖いけど。


「で? 何の相談だ?」

「えっとですね。俺、水魔法と火魔法を覚えているんですけど」

「ほう。それで?」

「使い方が判らないんですよね~」

「はぁ? 何でだよ!」

「ほら、田舎から出てきたばかりだから」

「お前、それ免罪符じゃないからな?」

「えっ? ダメですか?!」

「はぁ……まあそういう事にしといてやるよ。

 で、使い方だけどよ。魔力を意識しながら、イメージすりゃ発動するだろ?」


出た! 魔法はイメージ!

イエス! テンプレ! これで勝った!


「なるほど! 所で魔力を意識するってのは?」

「それすら知らないのか?!」

「ええ、すみません。田舎から出て……」

「だから、それを言うなっての」

「では、記憶喪失っていうのはどうでしょう?」

「俺に聞くな! しょがねぇなぁ。ほら両手出せ」


言われた通り両手を出す。

するとオッサンに両手を持たれた。

すみません! 俺、ノーマルなんです!!


「イヤそうな顔するな。俺だってイヤなんだよ。

 大体、こんなの子供の頃にやってる事だぞ」

「イヤそうな顔なんかしてませんよ。

 ただ、どうせなら可愛い女の子にやってもらいたかったと思っただけです!」

「そりゃこっちのセリフだ!

 ああもう! 今から魔力を流すからな! 考えるな、感じろ!」


どこぞの映画スターのような事を言いつつ、オッサンは協力してくれた。

左の手のひらから熱が伝わってくる。オッサンの手の暖かさでは無いと思う。だったらイヤだし。

その熱は、腕から心臓の辺りに来て留まり、そこから右腕を伝い右の手のひらからオッサンに戻っていく。


「どうだ? 胸の辺りで感じたか?」

「なんかイヤラシイ言い方ですね?」

「そう考えるからイヤラシく聞こえるんだよ! どうだ?!」

「熱が左胸の辺りで熱が留まる感じがしましたけど」

「それが魔力だ。人によって場所は違う。お前の場合は左胸って事だ」


俺の場合は心臓って事ね。

丹田とかヘソの辺りじゃないんだな。


これで後はイメージだけか!

水魔法でウォーターカッターとかするか?! レベル1だけどさ。

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