孤児院
俺が発見した、孤児院の困り事。
それは…………この孤児院では困っている事が無いという事!
そう! つまり俺が困っている!
平和な孤児院だと?! ありえないじゃないか!
神様、何やってんだよ!
んん? ちゃんとやっているから困ってないのか。
混乱してきた……。
「お兄ちゃん、どうしたの~?」
「お、お嬢ちゃん、何か困ってる事は無い?」
「ん~、別に無いかなぁ。美味しい物も食べてるし! 昨日のおやつはアイスだったんだよ!」
「お、おやつまで出るだと?! しかもアイス?!」
驚きのあまり、崩れ落ちてしまった。
orz、このポーズを実際にする時が来るとは思わなかったぜ。
で、今は、そのままお馬さんになってます。
だって、子供が乗ってきたんだもん。
あぁ! 2人同時は無理! 無理だから!
しばらく子供と遊んでいると、神父さんがやってきた。
ちなみにタヌキは勿論、子供にもみくちゃにされている。
「面倒を見てもらってありがとうございます。お礼にお昼を食べていって下さい」
「いえ、そこまでの事はしてないですよ。帰りますから」
「え~、お兄ちゃん帰っちゃうの~?!」
「一緒に御飯食べようよー!」
「ほら、子供もこう言ってますし。ね?」
「……判りました。あっ、でも準備は手伝いますよ?」
「そうですか? ではお願いしましょうか。こちらへどうぞ」
邪な気持ちで来たから、タダ飯食うのは、ね。
用意くらい手伝いますとも。
「では、今日はシュウマイを作ります。
ケチャップは子供が作るので、マヨネーズをお願い出来ますか?」
「あ、はい」
シュウマイで、ケチャップとマヨですか。
あれ、なんて言うソースだったっけ?
オー、オー、オーソーレミーヨ?
違うな。えっと、えっと……あ~! 出てこない! イライラする!!
それにしても、ケチャップもマヨネーズも手作りか。
シュウマイも具材から作ってるし、本格的だ。
いや、この世界に冷食とか無いんだから当たり前だわ。
シュウマイって、ああやって作るのね。初めて知ったわ。
結局俺はマヨネーズを作るだけだった。
シュウマイ作りにもチャレンジしたけど、子供の方が上手いんだもん。
そうそう、その時に子供に聞いたんだ。
ケチャップとマヨネーズを混ぜた物の名前!
『オーロラソース』って言うんだって!
いやぁ、スッキリスッキリ。
一緒に昼飯を食べて、15時前には帰った。
なんか15時になったらおやつまで出てきそうだったからね。
心がチクチクするから帰りました。
タヌキは子供達に人気で、明日も来て欲しいって言われてた。
まぁ、特にする事も無いから良いんだけどね。
お、俺が呼ばれてないからって、スネてるんじゃないからね!
宿にも戻ったし、日課になったステータス確認でもしますかね。
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名前:真島卓也
年齢:21
職種:狩人
レベル:22
経験値:888(2650)
HP:89(89)
MP:56(56)
筋力:44(44)
耐久:62(61)(+1)
魅力:35
称号:最低条件をクリアした男
能力:鑑定(Lv.3)・ステータスの説明書・入れ替え・取得経験値5%UP・経験値具現化・ポイント操作
クリアテンプレ閲覧
魔法:水魔法(Lv.2)・火魔法(Lv.2)・土魔法(Lv.2)
耐性:麻痺耐性(Lv.1)
職種:狩人(登録中)・商人・役者
イベント:13/300
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ん? あれ?
「ポイント操作」と「クリアテンプレ閲覧」なんか無かったハズだけど。
あっ! イベントが13になってる!!
何故?! 何が起きた?!
落ち着け! とにかく、習得した2つを確認だ!
「ポイント操作(レベルアップの時に貰えるポイントが任意に振り分けられる)」
「クリアテンプレ閲覧(クリアしたテンプレの条件を見る事が出来る)」
あの~、レベルが5上がる前に、ポイント操作が欲しかったんですけど?
順番、おかしくない?!
次話は3月2日の17時に投稿します。




