プロローグ2
拾ってくれたであろう人のお話
「ふ~これくらいあれば十分だな、そろそろ帰るか。」
そう言って男は家路に着いた。
「ん?!なんだあれは?」
男は空から落ちてくる何かに気がついた。人である、そして赤ん坊であることに。
「なんで赤ん坊が!とにかく助けなければ!」
男は全力で走るが、追い付けない、何かを決意したのか、男は何かを唱えた。
「落下速度軽減!」「身体強化!」
男は次々に唱えるが間に合わない。
「クソっくそーーー!!」
男は諦めるのと同時に、赤ん坊も地面に叩きつけられた。と思われたが、不思議だ何も音がしない。
「なにがおきた?」
男は異様な光景を目にする。赤ん坊が溢れんばかりの光に包まれ、地面すれすれ浮いているのである。
「まさか、女神の加護を目の当たりにするとは……」
赤ん坊の首元に金属で作られたペンダントの様なものがかけられている、どうやら光の発生源はこれのようだ。
男が赤ん坊を抱き抱えると光が収まっていった。完全に光が収まりペンダントを見てみると名前の様なものが書かれていた。
「シュン……か」
(これも何かの運命、そしてあの異様なまでの女神の加護からするに、育てろということなのか?)
場面は変わりに男の家
「ちょっダリア!アンタなんてもん拐って来てるのよ!」
この男の妻ヘンリーがダリアに詰問した。
「いや違うんだ!よく聞いてくれ!カクカクシカジカあってだな!」
妻説明中…………。
「取り敢えず、アンタが嘘を吐いてないのはわかったわ。」
「それでどうするつもりなのかしら?」
「家の子供として...育てて見ようかと思う...。」
「まぁそれしかないだろうね。」
さて、次からがんばらんと
誤字、脱字はどんどん
意見や改善点もどんどん下さい。