エレクトリカルラヴレター
頂点で煌々と輝く月
流転する星と
無数の煌めき
右手に握りしめている遮光板
ぽっかり穴の空いた太陽
野原の上で無垢な瞳を輝かせて
僕を真っ直ぐ見つめている
そんなあなたの瞳には
沢山の天体が反射していた
そんな恒星に僕は
ジリジリとココロを焦がされ続けていた
これはオリオン、ジェミニ、アンタレス
星と星で軌跡を辿る
全部あなたに教えてもらったことだ
僕は誰よりも努力して、成果を上げてきた
だから、早く帰ってきて報告させてよ
膨大な情報が頬を伝う。
酷く胸が締められる
僕はココロはまだ、熱く焦がされていた