第69話
どうも!水野清一です!。
皆さん元気ですか?自分は花粉症の為目が痛いですが何とか元気です。
今、コロナウィルスが流行っていますが皆さんは掛かって無いですか?。
前にインフルエンザに掛かった事がありすが治療方法がはっきりしている病気ですらあれだけ辛いのですからコロナはそれよりも辛いのが予想出来ます………。
掛かって無い方はデマに踊らされない様に気を付けながらお過ごし下さい。
掛かってしまった方は元気になる様に応援していますので無理をせず治す事だけに専念してください。
疑いで2週間待機中の方達は病気に掛かってない事をお祈りします。
それでは今週の更新です!お楽しみ下さい!。
明日からの事を話し合った後2人はそのまま話し込み始めたのだが………流石に自分を話題にされると入って行けない………。
そんな2人の会話は何と言うか俺を褒める内容が多いいのだが2人して話に夢中になって行くと本当にそれ俺か?と言いたくなる様な事を言ってるのだ………「クァ?(大丈夫?〈きらっ☆〉)」ってほんと誰だよ………。
そんな2人の会話を我慢していると流石に眠くなって来たのかシャルがウトウトし始めた。
そろそろ帰らなくて良いのかを訪ねたら「問題ありませんこのままここに泊まる事はお父様には伝えてあります」との事だ。
風呂に入ったらと言ったのだが眠気の方が勝っているらしくそこまで起きてられないとの事なのでそれじゃあせめて体を拭いてからと言ったら「そうする」とシアが桶を貰いにメリアの所へと向かった。
シアが居なくなった事で眠気が一気に押し寄せて来たのか座ったままの姿勢でコックリコックリと舟を漕いでいる。
こう言う姿を見せるのは本当に信頼している相手だけだと言うがそこまで信用してくれているのは嬉しいが無防備過ぎやしないだろうか………。
シアが桶を持って戻って来たのでシアにシャルの事を任せて俺はメリアの所へと向う事を告げた。
「何か用事?」
「クァ(そう)」
「時間掛かる?」
「クァ………(多分………)」
「ん、了か〜い」
シアは俺を信用してるからか何をするのかとかをあまり突っ込んで来ないのは少し心配にもなるが助かる。
説明しても良いのだがやはりシアの為に訓練して来ると言うのは恩着せがましく言うみたいで嫌だ……。
そんな事を考えながらしたの管理室へと向かいドアを叩いた。
少しするとドアが開きメリアが顔を出した。
「あら?フォルテースじゃないのどうかした?」
「クァックァ………クックゥア(前に言ってた訓練を頼みたい………それとちょっと話がある)」
「分かったわ……訓練の方は中庭でやりましょ……話もそっちで聞くわ」
「クァクゥア(よろしくお願いします)」
「そんなに畏まらなくて良いわよそれじゃ直ぐに行くから中庭で待ってなさいな」
「クア(分かった)」
俺はそう言って中庭へと繋がる扉の方へ行き外へと出た。
メリアと約束したのが1週間前だったが覚えてくれていたみたいで良かった。
どんな訓練をさせられるのか不安でもあり楽しみでもある。
取り敢えず待ってるだけなのもアレなので準備運動をして置こうと思う。
どんな訓練をするにしてもやっておいて損は無い筈だ。
学校でやっていたラジオ体操を行いながら待っていたらいつの間にかメリアが来ていた。
それに気付きメリアを見ると俺の動きが可笑しかったのか「それ何の踊りよ♪」とか言いながらクスクスと笑っている。
ちょっと不機嫌になりながら睨んだ。
「ゴメンゴメンと言うかそれ何の踊りよ?」
「クァック………クアクッククゥアクックアクア………(踊りじゃなくて準備運動………訓練とか戦いの前の余裕がある時に体を痛めない為に筋とかを伸ばす為の運動なの………)」
「へぇ〜………それってあなたの転生前の世界での知識なの?」
「クア。
クックアクゥアクアックァ
(そうだよ。
運動学って言って魔法とか無かったからそう言うのが一切関係無い動きとかを追求した人類の英知の一旦)」
「へぇ〜……何か面白そうだから今度教えなさいよ」
「クァ(分かった)」
「さて、それじゃ訓練をと行きたいけどその前に話を聞かせて貰えるかしら?」
「クァ……クゥア………(了解……実はさ………)」
今日ギルドで有った事から話始めた。
ギルドに着いたら商人達の代表だと思われる連中と教会関係の代表連中が会議室で待ち構えていた事………。
それから国王自らが現れた事………。
その国王のおかげで商人と教会の方はどうにかなった事………。
その国王が転生神レイリスと会い隣都アルフェニアがどうなるかを聞いた事………。
隣都が魔物に落とされたその後この国がどうなるかを聞かされた事………。
この国の騎士団がそれをどうにかする為に3日後に遠征に出る事………。
それにレイリスの所為で俺がそれに巻き込まれた事………。
そして………シアとシャルが俺に着いて来ると言ってる事………全てを話した。
「そう………また随分と面倒な事に巻き込まれたわね………」
「クァクゥア………(俺もそう思うよ………)」
「だから訓練したいって言って来たのね」
「クァ………クァクゥアクックア(あぁ………前に約束したってのも有るけどな)」
「覚えてたのね」
「クァ、クァクゥア(いや、忘れる程時間も経ってないし)」
「それもそうね……それにしても3日ねぇ………」
「クァク?………(無理か?………)」
「そうねぇ………せいぜい教えても基礎訓練の方法位かしらね………」
基礎訓練か………それだけでも無いよりはマシかな?本当なら基礎以外も教えて貰いたいが………。
「クァクゥアクッ?(それでも良いから教えてくれないか?)」
「教えるって言ってもほんとに基礎よ?」
「クア!(大丈夫!)」
「う〜ん………」
俺の返事を聞いたメリアは腕を組んで何かを考え出してしまった………。
そんなに俺に教える事は悩む事なのだろうか?………。
ほんとにそうなら少しショックだ………。
「………決めたわ。
フォルテース……前に約束した通りあなたを鍛えて上げるわ………ただし………」
何だろう………どんな条件を出されるんだろうか………無茶なのじゃなきゃ良いんだけど………。
そんな事を考えながらメリアを見つめていると俺を真剣な目で見つめ返し………。
「隣都へは私達も一緒に連れて行くのが条件よ!」
あぁ………やっぱりそうなったか………。
無茶なのじゃなかったのは良いのだがますます強くならなきゃならなくなった………。
強くなる理由が増えた事で俺は決意を更に固めた。