第67話
『狩人の集い亭』であまり代わり映えのしない食事(一部メニュー増加)をして俺達は宿屋へと………そう言えばここって宿屋で良いのか?。
良く考えると宿屋と言うには語弊があるかもしれない……。
ここの利用をするのには条件があると言う。
その条件とは………。
1・狩人である事
2・登録1年目の新人である事
3・女性である事
4・独身でなおかつ男性の彼氏等がいない事
5・犯罪等の問題を起こしてない事
である。
なんと言うか………金を払って住むどっかの寮ってかんじだな………。
ちなみにここには共同で使える調理場が存在していて料理が出来るのならば材料持ち込みでならそちらを自由に使用して良いらしい。
そんな施設があるなら何で隣に行くのかって?………シア……料理出来ないんだ…………。
ここへ戻って来てシアが動ける様になった時隣で食べるにしても俺が大変そうだからと調理場を使って料理をしてくれたのだが………何処をどうすればあんな味になるのか分からない………と言うか良くアニメ等で出て来る不味飯の代表表現に使われる様な紫色のゴポゴポ言いながら顔の様な物が見えるアレが出て来たのだ………。
うん……シアには料理はさせない様にしよう………。
ちなみにそれは根性で何とか食った……………その結果回復が遅れたのでは?と思わなくも無いがスキルと称号を手に出来たので良しとしよう………。
ちなみにそのスキルと称号はコレだ。
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スキル
悪食
どんな物でも食べられ元になった物によりスキルが得られる事がある。
これでどんどん強くなって下さいね♡。
称号
食いしん坊
食い意地のはった者に送られる称号。
この称号を持ってる者は不味い物は無味になります。
それにしても良くアレを食べられましたね………(・.・;)。
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って!途中説明文じゃ無くなってるよな!?これ書いたの誰だよ!まさかレイリス様じゃ無いよな!しかも!良くアレを食べられましたね………って!神をも驚愕させる程だったのかよアレ………。
と思わず突っ込んだのは言うまでもない事だろう。
そんな事を思い出しながら俺達はシアの部屋へとついた。
「クァ?クックゥア、………(それで?話してくれるのか?………)」
「うん……と言っても私が竜神様の巫女になったのはお父さん達のおかげなんだけどね」
「お父様達の……ですか?」
「うん、2人は邪竜討伐の事って何処まで知ってるのかな?」
邪竜討伐って言うと何かと聞こえて来るアレだよな?それとどう関係してるんだ?。
「クゥアクックゥア(俺はそう言うのがあったって位だ)」
「私はお父様達から少しだけ聞いた事があります。
確かその邪竜と呼ばれている竜が人を食べ国1つを滅ぼしあまりにも強大になった邪竜を人と竜が力を合わせて討伐したと………」
「うん、竜神様が教えてくれたもう少し詳しい内容だと人を食べて暴れてる竜がいてそれを放置してはいられないから討伐しようとしてたら先に人が邪竜と戦ってたからそれに協力する形で戦ったんだって。
それで私のお父さん達はそれに参加してたらしくってその戦いで竜神様を庇って死んじゃったんだって言ってた。
そのお礼をしたくても本人達はもういないからその娘の私に巫女としての役割を与えてお父さん達への恩を返してるんだって」
あ〜………所謂気付いた時には「時既に」ってやつか………。
んで、自分達だけでやろうとしてたけど先に他の人が………と言うか種族が討伐を始めてたから今更自分達に任せろって言えなくなって手伝ったって感じか………しかもそれで竜神を庇い死んだ英雄への恩返しでシアに巫女の加護だか力だかを与えたって話な訳か………んで?。
「クァ?クゥア?(それ?何か効果とかあるの?)」
「ん〜……それなんだけどよく分かんないんだ」
「分からない?ですか?」
「うん、私竜神様に会った事って無いんだよね。
だから効果とか聞きたくても聞けないんだ」
なんじゃそりゃ………それじゃ巫女にした意味とか全く無いじゃん………。
俺の居た世界の巫女の役割って確か神様と人の間に立って神様の言葉を伝えたり神の居る社を守ったりするのが役割だった筈………。
この世界も同じかは分からないけどあまり変わらない様な気がするんだが………。
そう思いシャルを見ると苦笑いしている………。
うん……コレ明らかに竜神がおかしいんだ。
「えっと………それじゃあ結局の所巫女としての力がどの様なモノなのかお解りでは無いのですか?」
「うん………あ!ただ1つだけ分かってる事があるよ」
「1つだけですか?それは一体どの様な?」
「フォルと話せる事♡」
…………は?つまりアレか?シアが俺の称号が変わる前から言葉が分かってたのってその巫女の力のおかげって事なのか?。
コレって俺だけなのか?何か竜と話せる力って感じ臭いんだが………。
「つまりはそれが竜神の巫女としてのお力なのですか?」
「たぶんねぇ………まぁ、使い方が分からないからなのか今まで使って無かったからなのか片言で聞ける位しか効果が無かったんだけどね。
それにしても今はフォルの称号のおかげではっきりと言葉が分かる様になって本当に嬉しいよ♡」
「それは私も同じですね♡やはり好きな方とはいつもお話したり一緒に居たいですものね♡」
「うん♡」
2人が嬉しそうに意気投合している。
その気持ちは嬉しいのだが恥ずかしいから出来れば俺のいない所でそう言うのは話して欲しい………。
それにしても何やってるんだよ竜神………巫女にしておきながら放置するなよ………。
称号の事とか調べたいけど今の俺の【鑑定】のレベルだと他人のステータスは能力値までしか見れない………こりゃ早急にレベル上げしないといけないかもな………。




