第60話
あけましておめでとうございます!今年初めての投稿です!。
出来れば年末年始に連続投稿したかったのですが色々忙しくて出来ず少し悔しい気持ちです。
今年も頑張って行きますので初めての人も何度も読んで頂いてる人も今年もよろしくおねがいします!。
ギルドに着いた俺達は早速会議室へと案内された。
そこには1人の男が待っていた………待ってたんだよな?コレ?。
………………何と言うか……すっげぇ怪しいっうか………幽霊じゃ無いよな?。
そう思っていると件の人物から話し掛けられた。
「まずは挨拶をさせて頂きます。
私当ギルドでサブマスターをさせて頂いております。
【キャスタル・サルコーニュ・シストス・マラドゥーク・ガルバルモス・アッケティティ・サルフリート・エンプティ・ポポス・ユンドメッツ・サヴァーニャ・ニコラウス・ニャ・ニュ・ニョ・マルコフト・エレヴァイン・トーマフ・ユンドグマ・モラーノ・トム・トゥ・トゥウス・ガスパー・ヘケトー・モーリス・ヤンバルクイナ】と申します。
名前が長いのは家の風習で歴代の当主の名前を自分の名前に入れる為です。
覚えるのは大変だと思いますのでキャスとお呼び下さい」
胡散臭っ!皆、そう言いたくなる様な容姿をしている男が自己紹介をして来た…………。
何でこんなに胡散臭く思うのか………それは容姿の所為だな………何せ、カラスの様な細い手足………ボロボロのダボっとしたローブ………解れの酷い服………不健康そうな痩せ細り頬がこけていて酷い顔………どうやったら取れるのかと気になる程の隈………極めつけはそんな顔に貼り付く引きっつた笑顔!もう!どこをどう見ても怪しさしか出てこない!。
しかし!そんな事よりも言いたい事が有る!それは……………………名前が長いっ!!ただただ長いっ!お前の名前は寿限無かよっ!いくら家の風習とは言ってもお前の所為で色々大変な事になってるじゃないか!周りを見てみろよ!皆ぽか〜んとして「え?お前の名前ってそんな長いの?」て顔になってるじゃないか!こうなるの分かってただろうが!どうすんだよ!コレ!そして!長すぎて名前覚えきれんわっ!後!途中、考えんのが面倒臭くなったみたいなの有ったよな!しかも!某芸人の芸が混じって無かったかっ!それから!愛称で呼ばせるならそんな長い名前言う必要無かったよな!もう、突っ込み所が多過ぎてどこから突っ込んで良いのか分からないがコレだけは言わせてくれ!。
「クアクゥアァァァァァ!!!?!??!(最後の!天然記念物の鳥の名前じゃねぇぇぇかぁぁぁぁぁっ!!!?!??!)」
「わっ!?何!?いきなりどうしたの!?」
「クア、クックゥア………(ゴメン、自分の心の衝動を抑え切れなかった………)」
「?………何だか良く分からないけど大丈夫なの?」
「クァ………クゥ……………クァ……クゥア…………(大丈夫………落ち着いてる……………落ち着け俺……落ち着ける筈だ…………)」
「全然大丈夫そうじゃ無いね…………」
この気持ちを分かってくれと言ってもシアには無理だろう………俺の気持ちが分かるのは向こうの人だけだろう………もしかしたら向こうの人でも分からないかもしれない………。
何だかやるせない気持ちになったがこのままだと話が進まない………………………良し!。
「クァクゥア!(もう大丈夫だ!)」
「……………ほんと?」
何か物凄く疑わしそうに言われた………自業自得だからしょうが無いんだけどさぁ…………。
「えっと………突然叫ばれましたがどうかされたのですか?」
「どうかされましたか?じゃないよ!お前の名前の所為で叫んだんだよっ!」って吠えたい………けどここで叫んだらまた進まなくなるので我慢した………。
「いえ………お騒がせしてすみません………えっと……その…………心の衝動?を抑えられなくなったらしいですけどもう収まったみたいです………」
「?………良く分かりませんが大丈夫なのですね?」
「ええ………」
「分かりました………それなら全員が集まる前にいくつか聞きたいのですがよろしいですか?」
いくつか聞きたい事ってどうせアレだろ?本当に女神に会ったのかとかあの力は何なのか?とかそんなところだろ?会ったのは事実だし言うのは別に良いんだが………何か面倒くさい事になりそうなんだよなぁ………。
なんっうか………この会議室の中にいるメンツの格好がさ………どう見ても私宗教関係者ですよって感じのから格好は普通何だが明らかに何かを狙ってますって感じで目をギラギラさせてるのとか………もう、面倒くさくなるのが分かりきってるのばっかりなんだよなぁ………………このままバックレちゃだめ?………だめだよなぁ………………はぁ…………………取り敢えずシアには通訳に徹して貰おう………。
「クア………(シア………)」
「?………何?」
「クアクックアクゥア………(ここから出るまで俺の言葉を通訳する時以外喋っちゃだめだ………)」
「え!?」
「クアクゥアクァア………クァ……………(理由は後で説明するから今は黙って言う通りにしてくれ………頼む……………)」
「………………ん、分かったよ」
「……………どうかなさいましたか?」
俺達の会話に不穏なモノを感じたみたいでキャスが聞いて来た。
その声に部屋にいる他の連中も訝しんでいるが何かあれば揚げ足取ってやる!って目をギラつかせている………ホント面倒くさい……………。
「クア………クックゥア(シア………通訳に徹するって伝えて)」
「ん、分かったよ」
「えっと………」
「すみませんがここからは私はフォルの通訳に徹します」
そう言った瞬間俺とシア以外の全員がざわついた。
しかも一部の者はシアが言った事の意味を理解したのか舌打ちまでしている………。
やっぱり何かを狙っていたみたいだ………。
多分だが、シアの様な小娘なら騙して自分達に都合の良い様に出来ると狙ってたのにって所か…………………。
そんな事させねぇよ!お前達の好きにさせてたまるかってんだ!ただでさえ隣の都市の事とかシャル姫の事とか色々考える事が有るのにこれ以上面倒くさい事になってたまるか!。
そうして俺達が水面下でやりあっていると会議室の扉が開かれて軽鎧を着込んだ男が入って来た。
その男の後に続いてシャル姫とやけに豪華な服を着込んだ男が入って来た………。
会議室に入って来たその男を全員が見た瞬間立ち上がったかと思ったらその場でその男の方を向いて膝を着いた。
その膝を着いた全員を見回して頷いた。
一体何が………。
「国王である余の突然の訪問による無作法だ………皆、膝を着く必要は無い」
…………………国王の登場って………あ〜……面倒くささが増したよ………………どうすっかなコレ………。




