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第49話


 身体が動かない………それに暗くて何も見えない………。

俺はいったいどうなったんだ?………。

もしかして死んだのかな………。

なんてな………こうして思考が出来てる時点でまだ死んでないんだろうな………。

でも………あんな攻撃を受けて無事とも思えない………「…………し……」もしかしたら死にかけの最後の力ってやつなのかな………。

はぁ………「……しも………」それにしてもシアを救えなかったなぁ…………………………くそったれぇぇぇぇぇっ!どうしてなんだよ!何で俺はこんなに弱いっ!どうして!…………アイツの所為だ!あの女神の所の俺の転生担当がミスった所為だ!。

………………………いや、俺が甘く見てたのが悪いんだ………「お……聞こえて…………」女神は俺が強くなる為の事をしてくれていた………「い…加………気付…て………」それを活かすこともなく無駄にしたのは俺だ………って!さっきから煩いな!誰だよ!コッチは真剣に反省してるのに!。

そう思いながら声の方へと意識を向けた。


「あっ!やっと見てくれた!」


 すると先程まで真っ暗だったのが明るくなったかの様な感じで緑色に染まり、まるで世界が変わったかの様に思う程の緑の光が現れた。

いったい何が!そう思っていると目の前に白っぽい光の混じった緑色の輝きを纏った女性が立っていた。

(誰だ!?)そう考えながら驚いて思わず身構えた………。


「そんなに身構えなくても大丈夫よ?と言うより貴方はそんな事する必要は無いわよ?何せわたくしは貴方をこの世界へと転生させたのですからね♪」


 …………………………………は?………今なんて言った?……………俺を転生させた?それってあのミスったのかその上司の女神って事だよな………んでこの話し方は上司の方って感じがしないからおそらくだがミスった方な気がするな………。

そこまで考えていると何故か焦りだしダラダラと汗を流し始めた。

目を合わせようとすると無理矢理反らして合わせようとしない………間違いなくコイツはミスった方の女神やつだ!?。

そして、俺の思考を念話なのか読心術なのか分からないが読んでいるのだろう。

いきなり土下座し始めた。

これは確定だろう。

さて、コイツ……どうしてくれようか?………。


「申し訳ありませんでしたぁぁっ!?」


 今更謝ってるんじゃねぇよ!っうか!何でテメェが俺の目の前に居るんだよ!なあ?何でこんな事になったのか教えてくれよ!何で俺のステータスとかを変更し忘れる何てミスしたんだよ!その所為でこんな苦労して………いや、どうせこのまま死ぬんだろうしもうどうでもいいや………。


「いえ………まだ貴方様は死ぬ訳ではありません………今は瀕死に近い状態で意識を失っておいででしたのでそれを利用してココにお呼びしました」


 気付くとミス女神おんなの後ろに一人?……一柱?の女性が立っており俺に話し掛けて来た。

彼女も光を身に纏っているのだがその輝きはミス女神とは比較にならない程強く正に世界を白く輝かせているかの様な光を発している。


「先ずは現状への謝罪をさせて頂きます……またこの様な形でお呼びしてしまいその

所為で貴方様に大変な勘違いをさせてしまいまして申し訳ありませんでした………」


 凄い丁寧だ…………。

あまりの丁寧さに逆に怖くなってくるのだが………。


「これは……申し訳御座いませんでした。

ただでさえ不快にさせているのに更に恐怖を与えてしまう等とは………これは謝罪のレベルを上げなくてはいけませんね………」


 止めてくれ!ただでさえめが………である貴方に謝罪させてしまっているのだ。

コレがもし貴方を信仰している人に知れたらそれこそ大変な事になってしまう!。


「重ね重ね………「あ〜先輩それがダメなんですって……それじゃあ余計に気を使わせるだけなんですって………だから、その謝りグセ直した方が良いってずっと言ってたじゃないですか………」誰の所為で謝罪をしてると思っているのですか!」


 あ〜………たまに居るよな何かあると直ぐに謝りだす人………本気で謝ってるのか……ただ謝ればいいやと思ってるのか知らないけどその行為がコチラを不快にさせたり迷惑を掛けていると理解してない人が。


「え!?そうなのですか!?」


「だから言ったじゃないですか先輩が謝ると面倒な事になりますって」


「でもぉ………」


 あ〜……もう良いからこのままじゃはなしがすすまないんで………取り敢えずもう謝んないです下さい。


「っ!?申し訳…………」


 それより!俺はまだ生きてるって事で良いんですね?。


「う〜………はい…………」


 なら………早く俺を戻して下さい。

直ぐにシアを助けに行かないと………。


「待って下さい!今戻った所で今のままではゴブリンロードには勝てず彼女を救うどころか今度こそ本当に死なれてしまいます!」


 そんなのは分かってるんだっ!それでもっ!………。


「ですので貴方に勝つ為の力を与える為にココにお呼びしたのです」


 勝つ為の力?え!?与えるって!前に転生したら干渉は出来ないって!?。


「ええ、本来ならば出来ません………ですが今の貴方様は所謂死にかけの状態です。

健康な状態では肉体と魂の繋がりが強く干渉は出来ませんが今の状態ならば干渉が可能です。

そうですね………病気や事故等で臨死体験をしている人が良くそこから生還すると普通では有り得ない能力に目覚める事があると聞いた事はありませんか?。

アレは私達神がその人に干渉して起きること何です。

そして、今の貴方様は正にその状態でして………この状態ならばコチラから干渉が可能になります………と、言ってもそこまで強力な干渉は出来ませんが………せいぜい貴方様の潜在能力を開花させる位ですが」


 潜在能力の開花………それをすればシアを助ける事が出来るのですか?。


「少なくともそれ位は出来ると思います」


 ならお願いします。


「分かりました…………では、始めます。

行きますよメイビス………」


「分かってます………」


 そう言って少しの間2人は目を瞑り集中した後言葉を紡ぎだした。


「転生を司る転生神レイリスと………」


「その眷属メイビスが………」


「「彼の者に祝福を与えん………祝福ブレス!」」


 その言葉と同時に俺の体に白と緑の暖かな光が降り注ぎ俺の体に入って行った………。

俺は何かが変わった実感はないのだが2人の女神の雰囲気から成功したと思いたい………。

俺はそう願いながらシアの事を考え続けたのだった。



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