第30話
遅くなりました。
ちょっとトラブってしまい書き直してました。
次のは何時も通りアップ出来ると思いますのでよろしくお願いします。
「…………………叔父さん………ありがとう」
「おう!………んでだ、防具はソイツで良いとして武器をどうするかだが………生憎と家にある最高の武器は両手で使うバスターソードになっちまう………それじゃあ、嬢ちゃんが使ってるのと違い過ぎてなぁ………かと言って新しく作るとなると時間が掛かる………どうする?…………っても明日使うんだったら作り置きの物になっちまうがな………」
親方がシアにどうするか訪ねて来ているが………実質、選択肢があって無い様な物だ。
修理に出す剣を直しても実戦では使えず。
仮に武器を作るのを頼んだ場合、明日には間に合わずゴブリン討伐には武器が無い事になってしまうのでそれを回避する為に作り置きの普通の武器を買う事になる………。
もしかしたら武器の貸し出しとかが有るかもしれないがそれだってシアの使い易い物が有るのかも分からない………下手すると親方が言ったバスターソードを持たされるかも知れない………シアにはバスターソードは絶対に持てそうにない。
と言う事で結局シアの使い易い武器を手に入れるには現状作り置きの武器から選ぶしか無いのだ。
「………作ってもらった場合どれ位掛かりますか?」
「ふむ………早くて明後日………ただし最低限の物でだ………遅くても良いんなら最高の物が作れるぞ?その場合は一週間は貰うがな………」
「…………でしたら作り置きの物からでお願いします………どうしても明日には使いたいので………」
「ん?………明日何かあるのか?」
「実は近くの洞窟にゴブリンが巣を作ってしまいそれの討伐が冒険者ギルド主導で明日行われるんです。
私は第1発見者としてその討伐部隊をそのゴブリンを見っけた場所まで案内してその後部隊の一員として討伐に参加するんです」
その説明を聞き親方とラバルは驚愕の表示を示した後親方の方は武器が何でああなったのかに思い至ったらしく頷いた。
「なる程な………討伐部隊が編成されるっう事は大暴走が起きる可能性があるのか………………嬢ちゃん討伐部隊が出発するのは何時だ?」
「明日の朝に現地に集まって1日そこで野営してから明後日の朝に洞窟内に開始予定だって言ってました」
「…………洞窟っうと少し行った先にある奥に湖のあるアソコか?」
「はい、そこです」
「………っうとここからだと昼前に着くのか………なら間に合うか………嬢ちゃん武器だが俺に作らせてもらいてぇんだ………今から作れば明日の夜までには何とか………いや、絶対に作ってみせる!武器を作ってる間はコイツを繋ぎとして持ってってくれ」
そう言って親方はカウンターの裏から一本の剣を取り出した。
俺はその剣に違和感を感じた………。
その剣は店に置いてあるのとは違い何だか年季の入った感じだ。
「コイツは前に使ってた奴が新しいのに変えるって事で置いていった奴だが芯もしっかりしてるからまだまだ使えるモンだ………取り敢えずコイツを持って行ってくれ」
「あの………そこまでして貰うのは………」
「気にすんな、家の弟子のミスで嬢ちゃんの商売道具どころか嬢ちゃんを危険な目に会わせちまったんだ………それに嬢ちゃんに良くするのはガーランドとの約束でも有るんだコレぐらいはやらせてくれ………」
「お父さんとの……………分かりました………でも、せめて半分は出させて下さい」
「くっはっはっはっ!流石ガーランドの娘だ!よく似てやがるっ!アイツも昔おんなじ事言いやがったんだ!ははっ!まっ容姿はリアに似てるがな!よしっ!ラバル!お前の汚名返上の機会だ!いい剣を作るぞ!」
「ヘイ!親方!」
そう言って2人は奥に入って行った。
「全くっ!シア放ったらかしで話進めてっ!ゴメンねシア」
「ふふっ♪相変わらずだね叔父さん♪………でも良かったの?」
「気にしなくて良いわよ!お父さん達が勝手にしてるだけなんだから!」
「そう?それじゃ気にしない様にしとく。
それでもう一つお願いがあるんだ」
「何?ここまで来たら何でもやるよ?」
「実はフォルの装備も欲しいんだけど………どうにか出来ないかな?」
「この子の?」
メリルが俺を見て来た。
装備っても人用ので俺使えるのか?最悪装備が無くても何とかするぞ?俺は本屋なんかでも大人気なドラゴン何だし………まだ弱いけど。
「う〜ん………ドラゴン何だよね………一応獣人用のがあるから試しに持ってくるわ」
「うん!お願い!」
メリルはその獣人用の装備を取りに奥へと入って行った。
獣人………そう言う種族もいるんだな。
って言う事はエルフとかドワーフなんかもいるのか?もしいるんだったら見てみたいな!。
さて、獣人用って事だがどんな装備だろ?………変なのじゃなきゃ良いけど。
シアも装備が気になってるのかメリルが入って行った場所を見ている。
「楽しみだねフォル♪」
「クァ!(ああ!)」
「お待たせ!コレがそうなんだけど………」
そう言って置かれたのは金属で出来た腕を覆う篭手と同じく金属で出来た身体を守る鎧だった。
装飾等は特に施されておらず至ってシンプルなタイプの鎧だ。
兜と具足が無いのが気になるがどちらにせよ俺には合わないだろうから気にしない様にしよう。
「兜と足のは?」
「獣人の人って動きが阻害されそうな部分が嫌いらしくってね足は重くなるからいらないって言うのよだからもともと作られてないの頭も同じ様な理由ね」
なる程な………確かに金属の鎧を着てると動き辛くなりそうだよな………それでも必要だと俺は思うけど。
「それでコレの素材何だけど………一応ミスリル出て来てるわ。
ただ………余り質の良いのじゃないからそこまで良いのじゃないのよ。
コレでも家で扱ってる中だといい方の奴なのよ………」
「ミスリルか………」
「値段なら銀貨10枚で良いわよ?どうせずっと家に置いてあった不良在庫だし。
素材の分だけ貰えれば良いわ」
「メリル?まさかとは思うけど気を使ってない?」
「そんな事無いわよ!コレ大分前に獣人の冒険者が作ってくれって家に言って来た物なんだけどその依頼主が取りに来なくってそのままになってた奴なのよ。
つまり言った通りの不良在庫で邪魔なだけなのよ………要は在庫処分したいだけなの!」
在庫処分って………まぁ、置いてあっても邪魔なだけななのは分かるけど………。
どっちにしろ着られなきゃ意味無いから着てみるか。




