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第133話


「そうですか………」


「クァ……クッククァクッ………クァクックゥァ(あぁ……まだ確認した訳じゃないから本人である俺でもまだ実感が湧いてなくてさ………それに進化の影響でって言ってもどう変化したのかすら分かってないんだよね)」


 実際、俺もさっきあのミス女神メイビスが………そう言えばアイツ知識の神だったよな?。

んで、知識の神の名前ってリシスフィアって名前じゃなかったか?。

…………どっちがアイツの本当の名前なんだ?。


『どっちもですよ』


 うおっ!?って!お前か………最近やたらと絡んでくるな………。

暇なのか?。


『別に暇ではありませんよ。

良く暇が出来たとか世間では言いますけど暇は出来るモノでは無く作るモノなのですよ。

そもそも、レイリス様がもう少し役に立ってくれていれば………』


 あ、ヤバイ……何か変なスイッチ入ったぽい………。

取り敢えず軌道修正を!何か!そう、何か無いか!。

そうだ!あ、あのさっ!結局の所2つとも名前ってどう言う事なんだ?。


『…………大体いつもいつも………え?あぁ、名前ですか?簡単に言えばメイビスが名前でリシスフィアが姓ですね。

つまりは私の名前はメイビス=リシスフィアとなります』


 へぇ〜、神様にも姓名の概念があるんだな。


『それはそうですよ。

私達は元々貴方方と同じ人間だったのですから。

ちなみにレイリス様はレイリス=セラスフィアと言います』


 ほぉ〜レイリス様の名前ってそんなん…………はぁ!?ちょっ!?お前!何さらっと重要情報ぶっ込んでくれてんだよ!。


『そこまで重要でもありませんよ。

一応教国とかには戦神が戦争での活躍が切っ掛けで神になった事とか記録として残ってますし。

私等はその知識量で人々を助けた事で神格化しましたし』


 だから……さらっと重要情報を………いや、お前にとってはそこまでじゃ無いのかもしれないけどさ………。


『いえ、重要度もそうですがそもそもの話神《私達》と会話出来る人が限られてる上に話す相手を選んでますから』


 あ〜……まぁ、そりゃそうか。

そもそもの話人が神と話すのにスキルが無いと無理なんだっけな………。

そりゃ重要度も何も無いわな。


『まぁ、そう言う事です。

さて、本題に入ろうと思います』


 本題?え?名前の件で話し掛けて来たんじゃ無いの?。


『その為だけに話し掛けたと?………………(´Д`)ハァ…』


 だから!顔文字まで入れる程かよ!。

そりゃあそう思った俺も悪いかもしれないけどそう思われる行動をして来たお前も悪くね?。


『あ!そこに気付きましたか…………ちっ!そのまま気付かなければ良かったのに』


 うぉいっ!?お前俺に何か恨みでも有るのか!?。


『そんなもの有りませんよ?ただイジり甲斐が有るからイジってるだけですが?なにか?』


 開き直りぃぃぃぃぃ!?そもそもイジるなぁぁぁぁ!。


『さて、本題ですが………』


 え!この流れで本題に入るの!?マジで!?。


『煩いです………少し静かにしてくれます?』


 あ、ハイ…………。


『それでですね本題何ですか貴方の種族の【エクステンドドラゴン】についてです』


 ん?俺の種族について?どう言う事?。


『実を言うと貴方の種族は我々の関与していない全く新しい種族でして我々も把握していないのですよ』


 えっと………つまりは俺ってば全く新しい新種って事?。


『YES!YES!YES!YES!YES!YES!?』


 マジか!?…………ん?ちょっと待て!じゃあアレは?進化した時に聞こえて来る結果の内容は?。


『アレはオート機能で伝わる所謂自動音声ですよ』


 つまりはアレにはお前達神様は関わってないって事か?。


『そうです………その他には神《私達》が関わってないのはこの世界の基礎的な種族とかこの世界の根幹になってるステータス等の基礎部分………後はスキルとかですね』


 となるとお前達ってあんまりこの世界の事には関わって無いのか?。


『関わってないと言うより私達が神《私達》になった頃にはその根幹はもう存在していたのですよ。

神《私達》はそれをそのまま引き継いだって感じですね。

それと幾つかは私達が作ったりしたモノもありますがたまに勝手に追加されてたりするんですよ。

今回の貴方の種族はコレに当たります』


 って事は気付かない内に追加されてた種族に俺はなったって事か?。


『もっと正確に言うと貴方の進化の時に追加されてた種族に貴方はなったと言うのが正解ですね』


 なんかそれを聞くと色々と不安になるんだが………………。


『不安になる必要は有りませんよ。

そもそも変化に対して不安になっていたら何も出来なくなってしまいますし』


 それもそうだな………。

んで?俺の種族に関して何か分かったのか?。

後、それについてどれ位時間掛かる?。


『時間は気にする必要は有りませんよ説明の為に現在時間停止処置を行っていますので』


 おぅ………説明の為に時間を止めるとかマジか………………。


『マジですよ………それで貴方の種族ですが……実は今も進化を続けています………………』


 え?ど言う事?。

進化を続けてる?。

流石に意味が分からずに思考停止した…………。

え?オレコレからどうなんの?………。

変化に対して不安になっても意味が無いって思ったばかりなのに不安しか無いんだけど………。



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