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第1話

新作です!。

「自称女神」や「CONTINUE」を書きながらですが書いていこうと思います。

勢いで書いてるのでどうか多めに見て下さい。

それではお楽しみ下さい。


 ここは何処だ?俺は確か学校の帰りに通り魔に刺されて死んだ筈………でも、こうして思考してられるって事は助かったのか?。

手は………動くな。

足は………うん、こっちも動くな。

でも何か変な感じだ………刺された後遺症か?。

手足に感覚が有るって事は麻酔等は切れているのか?。

それとも傷の辺りだけ局所麻酔をしてくれたのか?。

何にしても痛みも無いし動けそうだ。

しかし、ここは暗いな………何にも見え。


『暗視レベル1を獲得しました』


 ふぁっ!!?え?何!いきなり頭の中に声が聞こえて来たんだけど!一体どうなって……………え?。

さっきまで余りの暗さに周りが全く見えなかったのだがさっきの声が聞こえた途端に暗闇の中に居るのに周りが良く見える様になった。

これって猫とかの動物に良くある夜目とかそう言う感じのものなのか?。

しかし本当にここ何処だよ!周り岩だらけじゃないか!っうか!洞窟とかそう言う感じに見えるんだけど!ホント一体何なんだ……よ?。

何と無く混乱しながら下を向いたらそこには何かの鋭い爪を持った動物の腕が見えた。

しかもこの爪俺の意思で動かしてるんだ♪。

……………えぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!?ちょっ!これ!どうなって!!?俺の腕!あ、足は!こっちも!ホントどうなってるんだよ!鏡!鏡は何処だ!って!洞窟に鏡何てある分けねぇだろが!!?何考えてんだよ俺!と、兎に角何か姿を見れる物は無いか!。

そう思って周りを見渡したら少し先に何かが光っていた。

どうやら何かが光を反射してるみたいだ。

やったぜ!光を反射するって事は水かあるいは金属だろうと思う。

どちらにしろ透明度の高い物なら姿を写す事が出来ると思う。

最悪何か使える物で有るなら何でも構わない………兎に角何も分からないこの状況を打破したいのだ。

そんな事を考えながら俺はその光を反射した物の近くに行った。

するとそこには大きな水辺が有った。

どうやら地底湖の様だ……これ、飲んでも平気か?まぁ、それは後で考えよう。

今は自分の姿を確認するのが先だ………。

そんな感じで自分の現状を知りたくて水面を覗き込んだらそこに写っていたのはドラゴンだった………。


「グァッ!」


 自分の写っていた姿に驚いて思わず声が出てしまった………ってか、やっぱり声も正しく竜って感じだった。

これってもしかして転生ってやつか?。

………俺刺されて死んだらドラゴンになっていた件♪。

って!冗談言ってる場合じゃねぇぇぇぇぇぇぇ!!?。

マジでどうなってんだよ!誰か教えてくれ!。


「………………………………」


 って誰も答えてくれる訳ねぇだろうが!バカか!俺は!。

………はぁ、せめてステータスでも見れれば…………。

そんな感じで落ち込んでいたのだが突然目の前にパソコンのウインドウの様なモノが現れた。

ふぁっ!!?ナニ!いきなりナニ!。

いきなり目の前に何かが出て来たんだけど!これってもしかして俺のステータスウインドウなのか?。

………と、取り敢えず確認しておこう。

そう考え俺はウインドウに表示されている内容に目を走らせた。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


名前 なし


種族 竜族


種類 未成熟なベビードラゴン


性別 オス


年齢 0才


Lv1


HP:30/30

MP:25/25

体力:10

力:15

防御:5

魔力:10

魔法防御:4

敏捷:8


スキルポイント:5


スキル

噛み付きLv1 爪Lv1 火球Lv1 鑑定Lv1 暗視Lv1


ユニークスキル

経験値倍化Lv1 スキル習得率倍化Lv1 ステータス成長率増加Lv1


加護

転生神の加護


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ………は?え?ステータスひっく!俺何でこんなに弱いの!もしかして未成熟だからか!それにしたってドラゴンなのに低く過ぎない!その反動かユニークスキルが有るって凄すぎない!何?あの経験値倍化って所謂成長系のチートで有名な奴ですよね!スキル習得率倍化とかって覚えるのが早くなるとかそう言う感じのだよね!最後にステータス成長率倍化って!最初低いから後から頑張ってね♪とか言いたいの!!?だったら最初から強くしてくれよ!何でこんなにステータス低くい訳!それとこれだけは言いたい………爪ってどんなスキルなんだよ!爪攻撃とか引っ掻きとかなら予想も出来るけど爪って!予想しづらいわ!。

しかも加護って何!転生神って神様なの!もしかして俺のステータス低いのあんたの所為なのか!。

ホント誰でも良いから答えてくれよ!。

そんな風に驚いていたがウインドウの端にメールアイコンの様なモノ………ってかそのモノが点滅していた。

メール!!?これメールだよな!一体誰から!ってかホントこれどう言う状況!これ開けば何か説明が付くの!。

そんな感じでツッコミつつ俺はメールアイコンを押した。

するとアイコンから別のウインドウが展開された。

そこには俺へのメッセージが書かれていた。


『初めまして私はこの世界の転生を司る女神レイリスと申します。

先ず最初に謝らせて頂きます。

私の部下が処理を誤り貴方様のステータスを振る事が出来ずそのまま転生させて仕舞いました事をお詫び申し上げます。

何とか介入しようとしたのですが時既に遅く転生を止める事が出来ませんでした。

その為貴方様のステータスは大変低い状態で転生してしまいました。

どうにか出来ないものかと模索しましたが私が加護と言う形で特殊なスキルを付けるのが精一杯でこれ以上の事が出来ませんでした。

大変心苦しいのですが今の状態で頑張って頂く他なく現在のステータスで他の魔物を倒して頂きレベルを上げて頂きたいのです。

そうして貰えれば私の加護により付加されたスキルの効果とドラゴンと言う元々強靭な肉体を持つ種族の効果でステータス等が上がり生きられる様になる筈です。

最後にそちらでの生をどうにか最後まで全うして頂ける事を切に願い良い生を送れる事を天界よりお祈り致しております。

      転生を司る女神レイリスより』


 部下の所為!!?しかも女神様でその上加護が限界ってマジかよ!。

俺このステータスのまま生きてかなきゃ行けないの!。

ってか!このステータスで他の魔物を倒せってかなりハードモード過ぎません!!?。

………戦ってもいない内から言うのはどうかと思うけどさぁ。

取り敢えず強くなる為にも少しでも何かでステータスの底上げをしないと………………。

そう言えばメールでは触れて無かったけどやっぱり俺刺されて死んだんだな……………。

そんな事を思った所為か刺された時の事を思い出して何だか怖くなった。

俺この世界で生きていけるのかなぁ………。





如何だったでしょうか?。

今日から1月3日まで合計8本上げていこうと思います。

明日の0時に2話目を更新します。

その後は0時と12時にそれぞれ1話ずつ更新します。

3日以降は週1で更新出来ればと考えております。

……………あくまで予定ですので変更するかも知れませんのでそこはご勘弁下さい。

それではまた明日よろしくお願いします。

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