表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
GA八咫烏のVRMMOライフッ!  作者: 小森野 空知
アナザー・ワールド・オンライン
7/7

6件目 : 毎ターンずっとスタンを掛けられている気分

文修正&リアル試験&ゲームイベ


これを並列思考で片付けたれたらなぁ!(勉強しろ)

 


「校長、連れて来たぞ」


「アンタ礼節を弁えろよ」


「そのままそっくりお返しする」


 渾身のツッコミがブーメランだった模様。


 仕方ないね、担任だもの。


 あ、さっきのネクトファームの . . . ワドなんたら氏もいる。


「どうも黒羽 龍王様、もとい八咫烏様。改めまして、和戸 華恋と申します。この度協力して頂く事になりました事、誠に申し訳ありません」


「え、あー、いえ。大丈夫っすよ」


 本当は大丈夫じゃないけどな!


 さっさと帰ってゲームしてぇ!


「偶然とはいえ、八咫烏様にお会いできた事は嬉しく思います」


「俺どんな立場になってんの . . . ?てか八咫烏って呼び方はやめて頂けません?」


 俺ってば特に何もしてないはずなんだけどなぁ?


「でしたら黒羽様と呼ばせて頂きます。そして現在、黒羽様は我が社の恩人の様な雰囲気になってます。良き広告塔になって頂きましたので」


 それどっちかというと茜さんの方な気がするけどなぁ . . .


「あーっと、なんで呼ばれたんですか?」


「そうでした。話が長くなるので座って話しましょう」


 よっと . . . うっはぁー、凄いふっかふかじゃんこのソファー。


「今回の教育プログラムで使うVR機器の設定をする必要がありますので、その説明と許可を頂こうと思い、呼び出させていただきました」


 ふむふむ。


「他の協力者の方には試験期間の間のみ “一般用” . . . ヘルム型VR機器を貸与するので、設定などはもう既に済ませてあります。ですが羽黒様にはポッド型VR機器がありますので教育プログラムに対応出来るように設定し直した方が早いのです」


 なるほどなるほど。


「つまりどう言う事?」


 頷いてはいたけどもさっぱり分からん。


「ヤタガラスとかVRなんたらーとかそこらは分からんが、羽黒、お前もうVRなんたらを持ってんだろ?それを教育プログラムが対応できるようにするって話だろ」


「あーなるほどそう言う事ね。さすが桜ちゃん」


「桜ちゃん言うな、理解力の足りない阿呆め」


 ぐぅの音も出ない . . .


「ちょうど良かった。那珂津山先生、この件の教師は貴女に一任しようと思ってますのでよろしくお願いしますね?」


 かなり影の薄い校長、今の会話聞いてたか?


 桜ちゃん相当機械類に弱いぞ?たぶん。


「めんど . . . 」


「先程、弊社から協力して頂いた先生には金一封に加え、商品券又は今年の『ボジョレー・ヌーヴォー』2瓶交換券を報酬として出せ「是非やらせてもらおう」」


 この教師、ダメな大人の見本だぁ!


 だって今隣で「ボジョレー・ヌーヴォーか、良いな . . . 」とか言ってるんだけど . . .


「さぁ話を進めようじゃないか。主にいつ報酬が届くのかとか、な」


「酒に釣られたダメ教師が何言ってんだ」


「釣られたのではない、話に乗っただけだ」


「コントしてないで話を聞いてください」


「「はい」」


 こういう所は息ぴったりなんだよねぇ。



 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「ーーという事になります」


「了解です」


「こっちも問題ない」


「ではそのようにお願いします。では羽黒様は明日の昼より私たちが向かいますのでご了承下さい」


「分かりました」


 やっと帰れる?帰れないとか言わないよね?


「長く引き止めてしまい申し訳ありません。こちらからは以上ですが、そちらからの質問等はありますでしょうか?」


「いや、私はない。要はそのVR機器?を付けたらVR空間とやらで授業をすれば良いのだろう?」


「はい。那珂津山先生は学校で参加して頂きますので特に問題はないと思われます。羽黒様は何かありますでしょうか?」


「いや、特には」


 帰って〜この前に買った〜クソゲーを〜や〜り〜た〜い〜〜!


「よし、じゃあ羽黒は今から説教を . . . 」


「ファッ!?」


「冗談だ。流石に7時を過ぎてるからな」


 心臓に悪いじゃねぇか . . . !


「んじゃ失礼します」


「一応だがお前も生徒だから気を付けて帰れと言っておく」


「桜ちゃんも事故らないようにな」


「桜ちゃん言うなって言ってるだろうが!」


 対 桜ちゃんは負け確イベ!


 つまり逃げるが勝ちってね!


 捕まったら確実にまた毎ターンスタンを喰らうからな!


 退散ッ!




 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「はー . . . やっと帰れた。ただーいまー」


「お兄ちゃん . . . 遅いんだけど?」


「はっはっは . . . 待て我が妹よ。なぜ包丁を先をこっちへ向けているのだ?」


 怖ッ!ほんと小刻みに揺れて危なっかしいし怖いからやめてくんない!?


「 . . . まだ分かんない?」


「あー . . . ホラ、人間ってテレパシーとか出来ないからね?言いたい事は言わないと伝んないよ?だからちょっと言ってみ?」


「 . . . . . . . . た」


 聞こえん。


「お腹すいたって言ってるの!茜さんもずっと待ってるんだよ!?遅くなるなら遅くなるで連絡してよ!」


  . . . . . とりあえず土下座するか。




 この後俺の金で夕飯のメニューがワンランク上がったものになりました。


 俺のゲームの為に貯めた金ががががが . . .


 明日はAWOで癒されよう . . .

今更ですが後書き欄で修正ログを出しますね


今前の話に戻ってごらん?後書きが増えてるはずだよぉ?(哀しみの修正報告)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ