4/5
謎の本
更新停滞してしまいすみません。私事ですが、引っ越しがありまして、更新するタイミングがありませんでした。
受験生でもあるので、まだスムーズに更新するのは難しいかもしれませんが、頑張りますのでよろしくお願いします。
奥の方から物音がした。
何…?何の音…??
まさか、怪奇現象とか…!!?
音を立てないようにファイルを床に置き、恐る恐る物音がした方を本棚の影から覗く。
そこに落ちていたのは一冊の本だった。
「ぇ…?なに、コレ…??」
しかし、この本を私は知らない。見覚えが無いのだ。
「やっぱり怪奇現象!!??」
でも、何故かやけにこの本が気になる。何でだろう。胸騒ぎがする。
私はその本に近づき、拾う。中々に古い本で所々にある汚れが目立つ。そして表紙の文字は日本語では無かった。
「何語だろう…。英語じゃ無いし。ドイツとか?スペイン?」
インドとかみたいな、ウネウネした文字では無く、アルファベットではあるのだ。
「中も外国語だったりして…。」
私はとりあえず、中を開いてみた。